検索
  • admin

「食」による街コンテンツ戦略 ①食のコンテンツ化の必要性

コロナ禍を経て飲食業態を中心に都心商業が苦境に立たされています。これまで会社帰りなど通勤の「ついで」に立ち寄ってもらえる通過立地として成功してきた飲食店や都心商業施設が、テレワークの浸透による通勤減で「ワザワザ」行かなければならない目的立地になってしまったからです。家を出るにも帰りが遅くなるにも「理由」が必要になる「ワザワザ外出」というのは大きなハードルと言えます。


単に美味しい料理を準備してお客を待っているだけでは難しく、ワザワザ外出して足を向けてくれるお客を作っていく必要のある「創客・誘客の時代」になったと言えます。

カフェカンパニー代表の楠本さんは「一店舗だけ、或いは飲食店だけではなく、飲食業をアートやテクノロジーを含めた都市のコンテンツとして考える必要がある」と指摘されました。


個店を超えて街ぐるみで盛り上げる方策としてエリアマネジメントに期待が寄せられますが、集客力のある食関連イベントの開催が難しく、そもそもリアルに集客することそのものが懸念されます。さらに活動原資も心許ないエリアが殆どという状況ではないでしょうか。オンライン上で個店を紹介する工夫も見られますが、各店の食材のこだわりや調理レシピなどを公開しても、似たり寄ったりで見分けもつかず、すぐにネタ切れしてしまいます。

何とかオンラインを活かして創客・誘客につながる「食のコンテンツ化」が図れないか?

私たちは「マチ食リーグ」を提案します。複数の飲食店がチームを作り、チーム同士がリーグ戦方式で料理対決するのです。

最新記事

すべて表示

次世代の都市評価指標⑦ 多様・変化・交流要素の重視

「世界の都市総合力ランキング」は成長・規模志向が強く成熟社会である日本の肌感に合いません。 Well Being City調査は安全・快適・環境を重視していますが、それだけでは街として「つまらない」と感じるのは私だけでは無いはずです。脳科学的には「生きる目的は高きに向かって進んでいく努力のプロセス=成長にある」(理化学研究所 故 松本元氏)と言われ、インプットやコミュニケーションの質が大きく影

次世代の都市評価指標⑥ ソフト・ハード指標の考え方

次世代の都市評価指標において、幸せ実感を継続・拡張する要素となる「活動・ソフト」と「機能・ハード」については、既存の都市評価指標を参考に設定することが有効と考えます。 最も有名な「世界の都市の総合力ランキング」ですが、「都市の総合力」を経済/研究・開発/文化・交流/居住 /環境/交通・アクセスの大項目6分野で評価しています。「文化・交流」分野における中項目では発信力/観光資源/文化施設/受入環境/

次世代の都市評価指標⑤ 5つの基本方針

私たち FIACS ではディベロッパーを中心とした民間の街づくり推進者が、積極的にコミットできる評価指標にするため、以下の5点を基本方針として設定します。 都市評価の対象を街単位とします。具体的には民間事業者が「自分ごと化」出来る様に、エリアマネジメントの範囲に準じた設定が現実的だと考えます。 リアル都市の価値は「多様な刺激(前向き刺激)」にあると考え、都市評価の最重要指標をエリア・ユーザーの「幸