top of page
検索
  • 松岡 一久

アートプロジェクトのレガシー

先日 アートプロデューサーの芹沢高志さんをお話しする機会がありました。アートプロジェクトが街づくりに持たらす効用についてお聞きしたのです。すると①最近のアートプロジェクトの動向として「一人の天才が作る完成品」よりも「みんなで創るプロセス」を重視するようになってきている。②この動向は日本人が脈々と継承してきた「参画創造文化」の新しい発露ではないか(俳句、変わり朝顔、民芸等)③アートプロジェクトの体験を通して得た「見立てと一手間」により、日常も街も生き方も面白く変える事ができる事に覚醒した。などの見解をいただきました。ここに「アートの価値」の重要な要素が有ると感じました。日本人独特の「参画創造文化」を覚醒・活用していく事により、「都市開発もそこで活動する人達の日常も魅力化できる」という認識共有こそアートのレガシーなのだと実感する対話でした。


最新記事

すべて表示

【内容】 消費経済ルールではない関係性づくり 静脈系の価値提供で「半分になった世界を取り戻す」 身体系プラットフォームで、都市も社会も変わる 1.消費経済ルールではない関係性づくり 都市の街並みは美しくなったのですが、その反面、道端の屋台はそのほとんどが取り締まられて姿を消してしまいました。 路上ライブ・ストリートダンスや大道芸などのパフォーマンス行為は規制の対象となり、予め設定されたスペースでの

【内容】 ヨガの可能性 遊んで仕事もできるヨガスタジオ ヨガ・ライフへの展開 1.ヨガの可能性 身体性を拡張するためのもう一つの都市施設が「ヨガ・プラス」の提案です。 東洋哲学としての仏教は、身体性実践主義として体系化されているのですが、現代の日本においては、どうしても「宗教=怪しさ」が付き纏い敬遠されてしまいます。 マインドフルネスが持て囃されたのも、禅的要素から、宗教色を削ぎ落としたからではな

【内容】 身体性が失われる都市環境 「身体ルネサンス」スタイルの重要性 「身体ルネサンス」ための生活プラットフォーム 1.身体性が失われる都市環境 これまでの論点を整理すると以下の5点になります。 都市の「脳化社会」化と、無思考社会の弊害 「身体性」を生かした「実践・知覚・学習」こそが、AIとの差異。 身体性の再生には、東洋的な身体性実践主義の見直しが有効 五感、特に触覚的な質感を失った現代都市

bottom of page