top of page
検索
  • 執筆者の写真松岡 一久

大学の産学連携センターって?

最近 「大学の産学連携センターを提案したい」という依頼が続きました。大企業のオープンイノベーションセンターと同様の機能かな?とも考えましたが、もう少し深刻なようです。「補助金の削減」に伴い国立大学を始め各大学が一斉に「外部資金の獲得」の必要に迫られている訳です。これまでは教授単位・研究室単位に属人的・単発で行われていた「産学連携」をより体系的・継続的な仕組みにしていく必要がある訳です。要するに営業が不得手だった大学の「R&D営業センター」ですね。検討の中で浮かび上がってきた仕組みは、「大まかな分野に関心を持つ企業コミュニティ:ステップ①」を作り、定期的な交流や情報交換の中で浮かび上がってくる特定テーマに関心のある「より限定メンバーによるプレ共同研究:ステップ②」を行い、そこでの実績と見通しとを元に「本格的な共同研究:ステップ③」に発展させるようなプロセスです。これってFIACS(国際文化都市整備機構)の活動そのもののような気がしました。もちろんFIACSは都市づくり分野に限られていますが、同様の仕組みが大学他でも求められているということでしょうか?非常に有効に働くのではないかと実感しています。(もっとも思いついても、実際運営していくのは、結構大変ですが。。。?)

最新記事

すべて表示

地力づくり① ホール・劇場 シン・コンセッション⑧

【内容】 公共ホールの課題 シン・コンセッションの試算 1.公共ホールの課題 公共ホールの三重苦については、前述したとおりです。 ホール料金の上限 住民利用枠の設定 自主企画の開催 これらの制約が緩和されれば、公共ホールの運営は軌道に乗るのでしょうか。 公共ホール運営の最大の課題は、「運営モチベーション」だと考えます。 ただ単に「管理するだけ」であれば、「貸し館」の申し込みが来るのを待っていれば良

ケーススタディ2:博物館 シンコンセッション⑦

【内容】 Ⅰ 鳥取県立博物館 Ⅱ 滋賀県 東近江「森の文化博物館(構想)」 【Ⅰ.鳥取県立博物館】 概要と課題 鳥取県立博物館は、鳥取市街の中心地の鳥取城跡公園内に位置し、周囲には鳥取城跡や洋館の仁風閣などの観光スポットがあります。 総合博物館でしたが、2025年に美術部門を、県立美術館として分離させるため、鳥取県に関する歴史と自然をテーマにした展示をおこなっています。 特別天然記念物の「オオサン

ケーススタディ1 : ホール シン・コンセッション ⑥

【内容】 Ⅰ奈良県立文化会館 Ⅱ愛知県芸術文化センター 文化施設のコンセッションを検討するために、具体的に事例を元にケースステディを行います。まず「ホール・劇場」については、下記の2施設で検討します。 【Ⅰ  奈良県立文化会館】 概要 奈良県立文化会館は、奈良市の中心部、近鉄奈良駅から徒歩5分の好立地に立つホールです。 大規模改修の設計が終わり、2026年秋には、メインホール(1144席)小ホール

bottom of page