検索
  • admin

次世代エリマネ(TCD)の時代⑧ アウトプットA:街のコンテンツ「リーグ戦」見立て

街のコンテンツを様々な人が楽しめるサッカーのリーグ戦のように編集した上で発信してはどうでしょうか?ロナウドやメッシのようなスーパースターは別格ですが、プロサッカーでは一般的に、「個」ではなく「チーム」で認識されてファンが付きます。さらには「リーグ」としてのグルーピングにより、メディアが配信する対象として取り上げられ存在感と価値が見える化しています。

プロサッカーはリーグ戦形式で試合を繰り返し、継続的なコンテンツとして認知・定着させています。さらに試合内の様々なコンテンツを名勝負集やゴール場面集などに再編集したり、ベンチ裏の様子、選手インタビューなど様々な追加・スピンアウトしたコンテンツで、資産としての魅力を膨らませていくのです。

各都市の特性に合わせた「遊・文化」テーマ(食、音楽・ダンス、アート、マンガ・アニメ、ゲームなど)で、まず複数の担い手有志のチームを作ります。そのチーム同士がリーグ戦形式で定期的に対戦を続けていくのです。プロ野球やサッカーなどの例に明らかなように、トーナメント形式ではなくリーグ戦形式であれば定期的&継続的にコンテンツとしてオンライン上でも発信可能です。オンラインコンテンツとして発信し続けることでリーグ&チームのファンを育み、その対戦風景をフックにして、チームでの取り組みやさらプレイヤー個人のこだわりや個性に落とし込んでいくことで、個人の活動への理解と協力機会も増えていくのではないでしょうか。その結果としてリアルな来街・来店の動機につながるのです。

その都市の独自テーマでリーグ戦形式の対戦が定着すれば、より強化・進化させるためにチーム内での協力、教育、共同研究が促されるのではないでしょうか?さらにアートやテクノロジーなど他分野との連携による研鑽も進むと考えられます。各都市の特性や潜在力を踏まえたテーマによる「コンテンツ・リーグ」は都市の文化的魅力を顕在化し、ファンを育むとともに、街の文化資産としてオンライン上にストックされていきます。国際的にも評価の高い日本のコンテンツをリーグ化すれば、グローバルからのアクセスも期待できます。

オンライン上でさまざまな体験・共感を経たファンが、より上質なリアル体験を求めても不思議ではないでしょう。贔屓のチームとの特別な交流イベント、好きなプレイヤーとのリアル対面パーティなどの上質なリアル体験は、非常に高い付加価値を生むと考えます。

リアルな観光・集客によって「量」を求めるだけでなく、オンライン1stでコンテンツの「質」を高め、ファンを育み価値化を図るために「リーグ戦」見立て戦略は非常に有効ではないでしょうか?

最新記事

すべて表示

消費単体では難しい「出掛けるきっかけ」として、日常的な実践スポーツである「ヨガ」が想定されます。日本のヨガ市場は2600億円、毎月ヨガ継続している人口は590万人で、潜在者を含めた今後のヨガ人口は1600万人(日本のヨガマーケット調査:2017)と想定されています。さらに単なる趣味では無く7割が食生活やライフスタイルとして取り入れていると言います。ヘルスケア的な間口の広さとライフスタイル購買への展

超成熟社会化に伴う人々の承認欲求の高まりは、もはや消費だけでは満たされなくなっています。人は「いいね」と「フォロワー」を求めるために手間とコストを掛けるようになっているのです。西野亮廣氏が「作り上げた料理を提供するレストラン型から、様々な食材を自分好みに料理して楽しむバーベキュー型が価値を持つ時代。お客さんに質の高い発信をさせてあげられることがエンタメになる」と言うように[共創価値:プロセスエコノ

生活家電やAV機器、PC・周辺機器は7兆円超とマーケット規模も大きく、有力各社が鎬を削る業界です。店舗規模と品揃えを競い合っていた郊外大型店の出店も一巡し、ヤマダ電機によるベスト電器の子会社化、ビックカメラによるソフマップ、コジマの子会社化など業界再編も進んでいます。書籍や映像音楽ソフト(42.97%:2020年)に次いでEC化率の高い分野(37.45%)でもあり、店頭で商品を確かめてネットで購入