top of page
検索

次世代医療モールの時代⑨ 仕組み化された次世代医療モール

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2022年4月13日
  • 読了時間: 2分

次世代医療モール化にあたっては法人化による仕組み化が不可欠です。法人化し高度医療機関と緊密に連携することで、専門的な検査・治療・手術・入院などのプロセス&情報共有が円滑に進み、患者の身体的負担はもとより、経済負担ひいては国民医療費の軽減につながります。平均年齢66歳の開業個人医の大きな課題である、高齢化に伴う事業継承についても、法人として高度医療機関と連携していれば、必要に応じて医師を派遣してもらうことで、事業継続が可能になります。さらに大きなメリットとして医療・患者データの有効活用が挙げられます。コンビニ・システムがデータによって品揃えを変えたように、より大量の医療・患者データが蓄積・分析でき流ようになります。従来は医師個人の「勘と経験」に基づいていた診断から、地域における診療科目及び症状の傾向や患者の病歴を元に病状相互の関係性など、検査・判断をより迅速・的確に下せるサポートデータの構築が可能になる可能性があります。

また益々高度化が進む医療情報・技術に対して、対応が遅れがちであった個人医に対して、組織的な情報共有や支援サービスが構築されるかも知れません。一種のマニュアル化及び定期的な技術研修や試験制度の導入によって、一定の医療技術の水準が維持・向上が促されることは、他の法人サービスを例に考えても十分想定可能です。「セブン・イレブンであれば美味しいし安全」というように、生活者が患者になった際の最も不安であった「医療サービスの質」が担保されることになるのです。

このように他産業をベンチマークにすれば当然と言える産業構造、業態開発を備えた次世代医療モールの登場が待望されます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
成熟日本のニーズとリソース 人生観都市 ④

【内容】 第1章 成熟日本が抱える新たな社会条件 第2章 日本社会に眠る巨大なリソース 第3章 人生観都市を支える可能性と未来 第1章 成熟日本が抱える新たな社会条件 日本は今、大きな転換点を迎えています。人口減少と高齢化が進み、高度経済成長期のように「拡大し続ける社会」を前提とした都市モデルが成立しにくくなっています。これまでの日本は、経済成長や効率化を軸に都市を発展させてきました。しかし成熟社

 
 
 
都市の文化史 人生観都市 ③

【内容】 第1章 都市文化史から見た都市の変化 第2章 現代都市が失ったもの 第3章 人生観都市という次の都市モデル 第1章 都市文化史から見た都市の変化 人類の歴史を振り返ると、都市は単なる建物や機能の集まりではなく、人々の価値観や人生観を映し出す存在でした。 古代から中世にかけての都市では、宗教、祭り、共同体、墓地、広場などが都市の中心にあり、人々は生と死を日常の中で感じながら暮らしていました

 
 
 
人生観都市の定義 人生観都市 ②

【内容】 第1章 人生観都市とは何か 第2章 人生観都市を構成する考え方 第3章 人生観都市が目指す社会と都市の姿 第1章 人生観都市とは何か 人生観都市とは、人が「どう生きるか」「どう老いるか」「何を残すか」といった人生そのものを支えることを目的とした都市の考え方です。 これまでの都市は、便利さや効率、経済成長を重視して発展してきました。働く、買う、移動する、消費するといった機能を高めることで、

 
 
 

コメント


bottom of page