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歩きたくなる道づくり:ヘルシーロード「+AR」:シン健康まちづくり ⑧

執筆者の写真: admin
admin
2023年2月20日
読了時間: 3分

【内容】

  1. ヘルシーロードの考え方

  2. ヘルシーロードの計画

  3. 「歩くこと+α」の必要性



1.ヘルシーロードの考え方

「ヘルシーロード」は歩いて楽しめる街づくりにおいて中軸となる考え方です。

日常生活圏域にある商業施設や医療・福祉施設などをつなぐ「安心して歩ける歩行空間のネットワーク」を意味します。

中心市街地では、商店街やモール、広幅員の歩行者専用道などの歩行者交通量の多い主動線と、広域からのアクセスが想定される都市施設とを結ぶアクセス動線、さらには健康増進のためのウォーキングなどに利用される公園周辺動線などが、ネットワークされて構成されます。


2.ヘルシーロードの計画

高齢者が休憩しないで歩ける歩行継続距離は、約500〜700メートルとされています。

高齢者が徒歩で外出するために必要な要因として、沿道商店・住民コミュニティの交流性や楽しさ、街路樹・街並みの美しさなどの「沿道景観」と、トイレ、ベンチなどの「休憩施設」の有無が挙げられています。

さらに歩行経路の選択には、「道路横断の安全性」や「歩道の凸凹、段差」などのバリアフリー性も重視されます。

また主要道路のネットワークにより、自動車交通の円滑化を図りながら、駐車場の設置位置の配慮や、「ゾーン30」の導入などで、エリア内の生活道路への通過交通の排除や速度抑制を行うことで、歩行者中心の空間づくりを面的に確保することが求められます。

自転車ネットワークや駐輪スペースの確保など、安全な自転車利用環境の整備も重要です。

東京の初台駅につながる「オペラシティ」を起点に北上し、西新宿五丁目駅に至る1.2kmの山手通りと周辺商店街が、ヘルシーロードとして設定されています。

歩道上に十分な明るさを提供する14m間隔の街路灯、300〜500m間隔の歩行者用案内サイン、同程度の間隔でのベンチ設置、バス停と連動したベンチ・フラワーポットからなる「ヘルシーロード・オアシス」などが整備されています。


3.「歩くこと+α」の必要性

初台では、ハード整備だけでなく、「ヘルシーロード・ウォーク」などのイベントを開催し、地元の住民、学生、企業などの交流機会を創出しようとしています。

高齢者を含めて、多様な人たちが、ヘルシーロードを散歩するには、イベントを超えて、「歩くこと+α」を仕掛けるプログラムが必要ではないでしょうか?

ヘルシーロードを歩きながら「発見する」「表現する」などの行動が仕掛けられると、定期的に散歩して貰えると考えます。

具体的には、AR技術などを活用して、ヘルシーロードにまつわるコンテンツを積み上げていくのです。最初は、街の歴史や名所の解説から始まるかもしれませんが、それに各人の発見ポイントや見立てを上書き出来ると楽しくなります。

「シルバー川柳(例)マイナンバー ナンマイダーと 聴き違え」的なユニーク視点で、周辺の魅力を発見・表現して貰ってはどうでしょうか。

コンテンツを「作る人」と「見る人」がヘルシーロードを歩く目的ができ、ヘルシーロードを歩く人が増えていくと思います。


 
 
 

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