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江之子島のまちびらき

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2018年6月4日
  • 読了時間: 2分

先週末に大阪阿波座で「江之子島プロジェクトの街びらき」がありました。元々大阪府庁舎が有った場所での公有地活用事業で、私たちがコンペ時から関わってきたプロジェクトです。コンペ要件である「アート&ライフスタイルの実現」を具体化するためにエリアマネジメントを超えるクリエイター育成のプログラムを掲げ、隣接する大阪府立文化芸術創造センターや日本生命病院と連携しながら運営されてきました。当日は日本生命病院ホールでのコンサートを始め、ホスピタルアートのワークショップ、2箇所のマンション拠点会場での各種ワークショップから、公開空地などでのクラフトマルシェ、水辺ピクニックなど盛り沢山の開催内容でした。長谷工グループとして当選した事業コンペ時から、基本構想、基本設計、運営体制づくり、計画変更に伴う行政との協議など非常に手間が掛かりましたが、地元の後藤哲也さんを中心にした運営チームが出来てからは、彼らの尽力によって地域のブランディングを含めて着実に事業価値が向上できたと思います。公有地活用にあたって事業者による期間限定資金支援を前提に地元組織を立ち上げ、地域貢献プログラムを推進し地域価値の向上を図っていくモデル事業に成ると思います。それにしてもコンペから街びらきまで10年掛かりました。街づくりって本当に時間が掛かりますね。「時間の摩擦にすり減ってしまわないコンセプトと体制」の必要性を改めて実感しました。

 
 
 

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