top of page
検索
  • 執筆者の写真松岡 一久

街のコンテンツ(横丁文化)の継承①

都市開発・街づくりに関するハード&ソフト関係者が集う私たちの研究会での今年度の関心事は「横丁文化の継承」です。


これまで都市再開発に伴い既存の横丁的な小規模店舗群を一掃し、高度利用を進めてきた事への反省も含めて、街のコンテンツとして継承すべき「価値と方策」の研究を進めようとしています。

昨今、新宿ゴールデン街や吉祥寺ハモニカ横丁を含め、都内に点在する横丁がオジさんだけでなくビジター女子やインバウンド客に人気です。

新型横丁も生まれ「横丁ルネサンス」というトレンドワードも生まれています。

私たちは単なる昭和レトロに対する「ノスタルジーだけではない引力」が横丁文化に内在し、これからの都市開発に欠かせない要因に成ると認識しています。

根底にあるのは「横丁は生業の現場だ」と考えます。

それが無味乾燥とした都市空間における非日常な安全地帯として注目を集めているのではないでしょうか。

テーマパーク的に表層を真似るのではなく、生業の現場を支える「経済&スケール&関係に関する特区」としての仕組みが必要なのだと考えます。


次回以降に具体化方策についての仮説を展開していきたいと思います。

最新記事

すべて表示

【内容】 1.墨田区立川3丁目の奇跡 2.地域の再構築 3.「初心者1st」で組み上げ直す 1.墨田区立川3丁目の奇跡 廃れた「お祭り」を、「子ども」をきっかけにして復活させた事例があります。 20年以上前は、神輿の担ぎ手は同好会頼り、盆踊りは高齢者のカラオケ大会になってしまい、新しい担い手が寄り付かなかった「立川3丁目の夏祭り」は、地元の久保田健一さんの奮闘を中心に、蘇りました。 神輿の担ぎ手を

【内容】 1.これまでの振り返り 2.お祭りの構造を再考する 3.お祭りアップデートの方向性 1.これまでの振り返り ①全国に30万あるといわれる日本の「お祭り」は、2016年「山・鉾・屋台行事」,2021年「来訪神:仮面・仮装の神々」として、ユネスコ登録され注目を浴びます。華やかで参加性もあり、インバウンドにも人気な一方で、担い手不足などで、消滅の危機に瀕した祭りが多い状況です。 ②お祭りとは、

【内容】 1.「〇〇不足」の根本原因 2.日常と非日常とのズレ 3.誰のためのお祭りなのか? 1.「〇〇不足」の根本原因 「お祭りの魅力・効用」と同様に、「お祭りの課題」として挙げられるの、下記の4点です。 ①人手不足 ②資金不足 ③宣伝不足 ④アイディア不足 では、何故このような「〇〇不足」に陥るのでしょうか? お祭りの魅力が、「日常の中の、非日常性によるガス抜き」だとするなら、この「日常と非日

bottom of page