検索
  • 松岡一久

街のコンテンツ4

私たちは都心の駅前に多数のこる「横丁を継承する都市開発」を検討するにあたって、当初は「ニュー新橋ビル」のようにビルの中に横丁が再現される構成を検討しました。

戦後復興を目的とした再開発事業(市街地改造事業)として実績がある方策なので、合意も得られやすいかと考えたのですが、


①4~5年かかる開発期間中にお客が離れてしまう恐れがある。


②営業時間や、営業形態などが一般的なビルの管理規定とそぐわない。などの理由から難しいのではないかと結論づけられました。

やはり多少は規模縮小しても「その場」で「ハード・ソフトの横丁作法を踏まえた防災対応」を施して継承するべきで、その原資は「余剰容積の移転」などで捻出するという方策がより現実的なようです。

伏せて隣接地区でも「横丁に配慮した景観形成」を行う事などでにぎわい創出が重要という認

識共有が行われました。

最新記事

すべて表示

都市開発5.0 Beyond コロナの都市づくり50のヒント⑸ MaaSによる都市革命

Ⅰ MaaSの現在位置 /Ⅱ 都市が変わる /Ⅲ 街路が変わる Ⅰ MaaSの現在位置 私たちの研究会においてモビリティ研究の第一人者である牧村和彦氏(一社 計量計画研究所理事)に登壇いただきました。欧米での最新動向として、まず2020年秋からのGoogleによる自動運転タクシーの商用サービス@アリゾナや、アマゾンによる自動運転バス@カリフォルニアの事例が提示されました。東南アジアのグラブやUb

都市開発5.0 Beyondコロナの都市づくり50のヒント ⑷ 次世代の都市評価指標づくり

ⅠBeyondコロナの都市評価指標の必要性 /Ⅱ 生活圏の幸福論 /Ⅲ 評価指標の考え方と効用 1Beyondコロナの都市評価指標の必要性 コロナショックを経てリアルな出社、会議、さらには「リアル都市の価値」が問われていると考えます。ダボス会議における「グレートリセット」の議論の象徴されるように、現代都市の基本原理である「集積による経済合理性」が根本的に見直されているからです。 現状の都市に関する

都市づくり5.0 Beyondコロナの都市づくりヒント50 ⑶ソシオ・マーケットプレイス構想

Ⅰ 都心商業施設の次の一手/ Ⅱ 共創型マーケットプレイスの考え方/ Ⅲ ソシオマーケットプレイスの事業と効用 1 都心商業施設の次の一手 コロナショック以前から減衰傾向にあった都心商業施設の売り上げは、外出自粛や営業時間制限、そして何よりもテレワークの浸透に伴う通勤者の減少によって、大打撃を受けています。買い物行動では衝動買いが8割、滞留客は客単価4割アップという定説があり、都心商業施設は集客・