top of page
検索

都市づくり 5.0 Beyondコロナの都市づくり50のヒント(8) 一極集中から多極連携へ

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2021年6月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年7月26日

1 「どこででも働ける=どこででも暮らせる」時代 /Ⅱ 都心部・郊外部・田園部の多極連携 /Ⅲ移動創発による沿線活性化


Ⅰ 「どこででも働ける=どこででも暮らせる」時代

今回のコロナショックによるリモートワークの普及で最も大きな影響があるのは「暮らす場所の自由度拡大」だと考えます。もちろん首都圏においてもホワイトカラーなど約半数のワーカーに限られますし、フルリモートではなく週2〜3日出社のハイブリッド形式が主流になるでしょうが、「どこででも働ける =どこででも暮らせる」という認識は定着しつつあります。とりわけワークライフバランスを重視する若い世代のリクルーティング条件としてリモートワーク或いはハイブリッドワークの採用は必須になるのではないでしょうか。これまでの「会社縛り」による家や街選びから解放され、「暮らしたい家&街」の選択肢が圧倒的に増えることになります。

国土交通省による「中間層世帯の経済余力調査(2019)」によると、全国平均の2倍を超える家賃や長時間通勤に伴うコストなどの負担が大きい東京都は最下位になり、首位の三重県とは月額10万円以上の差が見られました。従来の高地価の都心に高層ビルを建て、高収益事業を展開する企業に就職し、高賃金を得て高賃料を支払って暮らすというハイリスク・ハイリターンの一極集中ライフだけでなく、ゆったりした郊外エリアさらには田園エリアに生活拠点を移し、賃金は多少低くても住宅関連費用も安く、空間的、時間的ゆとりを楽しむというローリスク・ローリターンのライフスタイルを選択することも現実味を帯びてきます。

GDPの伸びへの貢献度は低いかもしれませんが、暮らしやすさとゆとりとを手に入れる多様な選択性が、生活者各々の幸福の最大化に寄与して行くというライフスタイル動向への対応が求められているのです。


・以下の【/Ⅱ 都心部・郊外部・田園部の多極連携 /Ⅲ移動創発による沿線活性化 】 についてはnoteにて購入いただけますと幸いです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
日本バリュー化の効果 日本バリュー都市 ⑩

【内容】 第1章 都市の魅力の可視化と差別化効果 第2章 エンゲージメントと関係人口の拡大効果 第3章 持続的な収益化とデータ循環による進化効果   第1章 都市の魅力の可視化と差別化効果 ブランド価値化の第一に期待できる効果は、都市の魅力が多層的に可視化され、他都市との差別化が明確になる点です。 従来の都市開発では、商業施設や交通利便性といった「機能の充実」が重視されてきましたが、それだけでは長

 
 
 
方策3:“モノより体験”の事業モデル化+データ循環 日本バリュー都市 ⑨

【内容】 第1章 都市開発における「体験価値」へのシフト 第2章 事業モデルと具体施策 第3章 KPIとデータ循環による持続性   第1章 都市開発における「体験価値」へのシフト 近年の都市開発や観光戦略においては、「モノ」中心の消費から「体験」中心の価値提供へと大きく軸足が移りつつあります。 背景には、内閣官房が示した「New Cool Japan Strategy 2024」が掲げる「モノより

 
 
 
方策2:“共体験”ドリブンのプログラム設計 日本バリュー都市 ⑧

【内容】 第1章 都市における「共体験」の意義 第2章 プログラム設計の具体像 第3章 都市に埋め込まれる導線と効果   第1章 都市における「共体験」の意義 現代の都市は、多様な文化や人々が集まり交差する舞台でありながら、その交流が十分に深まらないまま通過的に終わってしまう場面が少なくありません。 商業施設や観光資源は整っていても、それを通じて「人と人が一緒に体験する時間」をどう生み出すかが、都

 
 
 

コメント


bottom of page