top of page
検索

都市づくり5.0 Beyondコロナの都市づくり50のヒント(14) Office as a Service(OaaS)の実現

執筆者の写真: adminadmin

更新日:2021年7月26日

Ⅰ Beyondサードワークプレイス /Ⅱ 「neo共用部」による人・スペースの効率化&専門化 /Ⅲ OaaSの時代へ


ⅠBeyondサードワークプレイス

サードワークプレイスの台頭、分化・進化については前述の通りで、いくつかのビジネスモデルが想定されますが、高賃料の都心部で単独事業化して行くことは難しいのが実情です。大手ディベロッパーが参入し、急速に普及する可能性が高いのが、ビル全体の価値に連動させるモデルだと考えます。

コロナ禍を経て、ハイブリッド勤務の定着と共に、打ち合わせも含めオンラインがスタンダードでリアルが特別、という認識が共有されるようになります。企業オフィスは「わざわざ出社するオフィス価値」を問われるようになるのです。

一方 企業の経営環境においては国境、業界の枠を超えた大競争時代になり、常に新たな事業開拓を強いられるようになりました。あらゆる企業に成長の源泉であるイノベーションが求められ、企業のオフィスワークにおける最も重要な役割が、イノベーション創出機会の提供になります。

さらに東京のオフィス市場では空室率が5%を超えています。この状況下でも、今後5年間も平均100万m2(森ビル調査)という大規模オフィスの大量供給が続いていきます。

このような状況認識のもと、私たちはオフィス市場における新しい提供価値として、 Beyondサードワークプレイスを提案します。単なるサービスオフィスではなく、ビル全体の価値を高める[neo共用部としてのサードワークプレイス」です。


※【Ⅱ 「neo共用部」による人・スペースの効率化&専門化 /Ⅲ OaaSの時代へ】についてはnoteにて購入いただけますと幸いです。

最新記事

すべて表示

創造都市論の振り返り 文化都心マネジメント ②

【内容】 文明から文化へ 創造都市論の変遷   文化都心マネジメントを検討するにあたって、「創造都市論」などの先行研究について整理します。   1.文明から文化へ 創造都市論の書き出しは、いつも「文明から文化へ」から始まるようです。...

今なぜ 文化都心マネジメントなのか? 文化都心マネジメント ①

【内容】 文化施設の単体運営の限界 周辺開発促進の可能性 文化都心を目指したマネジメント     1.文化施設の単体運営の限界 文化施設のコンセッションを研究した成果として、「文化サードプレイス」に転換する事で、孤立立地に特定目的施設として運営される既存文化施設を、事業化す...

道の駅の未来 シン道の駅 ⑩

【内容】 地方創生の担い手となる「よそ者」の拠点 シン道の駅による「四方良し」 日本創生のプラットフォームとしてのシン道の駅     1.地方創生の担い手となる「よそ者」の拠点 地方創生の成功事例もかなり増えて来ました。...

Comments


bottom of page