検索
  • admin

都市づくり5.0 Beyondコロナの都市づくり50のヒント(38) ハイブリッド MICE

Ⅰビジネスイベントの大転換 /Ⅱオンライン・ビジネスイベントの考え方/Ⅲ ハイブリッド MICEの可能性


Ⅰビジネスイベントの大転換 

MICEとはMeeting(会議)Incentive Travel(報奨・研修旅行) Convention(国際会議)Exhibition/ Event(展示会・イベント)の頭文字を使った造語で、ビジネスイベントの総称です。国内外から多数の人が集まる機会となるMICE は経済波及効果、都市プロモーション、ビジネス創出などの効果が期待されることから、重要な都市インフラとして関連施設の整備が推進されてきました。日本版 IR(統合型リゾート)開発においても必須施設として整備が求められていました。

ところがコロナ禍で交流・会合が止められ、「Face to Face 」が基本で「3密」の典型例と言える MICEは大打撃を受けます。 2021年のJNTOによるMICEアンバサダーへのアンケートでは7割が開催変更(その内延期62%、中止35%、オンライン開催20%)したと回答がありました。

「東京ゲームショウ2020」はオンライン開催され、重要なコンテンツである物販についてはAmazonと連携することによって、レコメンド機能による機会損失の解消や、ライブ配信を見ながら紹介された商品を購入出来たりするなど、リアル会場で長蛇の列に並ぶことなく快適な購買体験化に成功したと評価されています。また世界有数のビジネスイベントである「SXSW2021」はXRchatを活用し、オンライン上に再現されたオースティンの街をアバターになって回遊できるようにしました。バーチャル空間でもオープニングパーティが開かれたり、アーティスト達のライブ配信を視聴できたりと、世界中からアバターが集まって盛り上がったと言います。

感染防止のためにやむなく取られたオンライン開催ですが、「直接会わなくても商談できた」「移動時間や費用をかけずに情報収集できた」など何らかの成功体験が得られたのではないでしょうか。これにより感染防止対策だけでなく、経済合理性の観点からも、オンライン開催が進むと推察します。


・以下の【Ⅱオンライン・ビジネスイベントの考え方/Ⅲ ハイブリッド MICEの可能性】につきましてはnote にて購入いただけますと幸いです。

最新記事

すべて表示

街ぎわプレイスを検討する際の基本になるのが、「第1レイヤー:ユーザー・アクティビティ」です。住宅街や商業地など目指すべき街のイメージに対応して、求めるアクティビティも変わります。私たちが検討する「都心部の複合都市開発」で多いのが、クリエイティビティです。具体化するために【クリエイティブ=脳の活性化】と定義すると、【混在、交流、刺激】を促すアクティビティが有効だと推察されます。例示すると、ネクタイを

都市開発において非常に重要な役割を担う低層部の「街ぎわプレイス」ですが、通常は総合設計制度などを活用するために公開空地として計画されます。 営利利用が認められない為に、ビル風が吹き抜ける寒々しい公開空地がほとんどではないでしょうか。最近になって、公開空地のあり方について議論され始め、ランチタイムにキッチンカーが営業していたり、外向きのカフェが設けられる事例も見られますが、その場所をどのように活用す

都市開発において当然ですが「建築のあり方」は特に大切です。 ですから設計コンセプトの手がかりとなる「企画・構想(開発)コンセプト」を明確に示す必要があるのですが、逆の流れになっているのが現状ではないでしょうか。 開発プロジェクトは「取り敢えずボリュームスタディしてみる」と称して主要用途を容積率一杯に作った計画からスタートします。何度か、このボリュームスタディを目にしている内に、プロジェクトチーム内