今回は特区施策として必須になりつつある「エリアマネジメント」などの地域交流分野についてのディスカッションです。すっかり定着したエリマネですが、そのゴールは?と問われると答えに窮するようです。取り合えず「繋がりからスタート」するのですが、様々な関わり方の街のステイクホルダー同士の繋がりは「地縁」だけでも「良い事」だけでも継続が難しいようです。そのような議論の中で浮かび上がってきたのは①住むだけでは閉塞感が強まる傾向になる。②胸襟を開いて繋がってみるとお互いに様々なバックグラウンドとスキルを持っている。③これらの「個のストーリー」を際立たせ、発信することが、エリアの魅力化と愛着強化に寄与するという認識共有でした。ですからエリマネのゴールは「様々な良い人達が良い事を実践する【個道・志縁活動を促すWell Beingな街環境】をファシリテートしていく事」だというのです。その為のスタンスもコントロールするという上から目線ではなく、個が際立つのを下から支えるというものではないでしょうか?そしてその結果 街の活性化とブランディングに繋がるわけです。 エリマネが魔法の杖ではないという事を実感したディスカッションでした。
top of page
検索
最新記事
すべて表示【内容】 地方創生の担い手となる「よそ者」の拠点 シン道の駅による「四方良し」 日本創生のプラットフォームとしてのシン道の駅 1.地方創生の担い手となる「よそ者」の拠点 地方創生の成功事例もかなり増えて来ました。...
【内容】 東京での子育ての不安 教育のサブシステムの必要性 「ふるさと留学の体験拠点」としての道の駅 1.東京での子育ての不安 近年 軽井沢がインターナショナルスクールや風越学園の設立で注目され、教育移住が活発になっています。...
【内容】 企業の複合的な求心力の必要性 地域の課題解決を通じた社員活性化 「地域共創ラボ」としての道の駅 1.企業の複合的な求心力の必要性 小田急電鉄は、コロナ禍を経て、「社内ベンチャーの育成」に力を入れています。...
bottom of page
コメント