検索
  • admin

Beyondコロナの都市づくり②「これからの都市を考える視点」

Beyond コロナの都市を考えて行く際に必要な5つの視点について、学際的な活動をされている西村勇哉氏( NPO法人ミラツク代表)にお話を伺いました。


第1の視点:農耕文明以前とされるトルコの古代都市遺跡の発見から「まず初めに集まりありき」だったのではないか?と言う根源的な問いの必要性があると言う視点をいただきました。

集まって住むために農耕文明が生み出されたと言う事です。


第2の視点:約100年前の同時期の2枚の写真(日本の籠での旅行風景とアメリカのライト兄弟の初飛行)を元に、それぞれはどんな未来が描けるかと言う発想の起点が大きく作用すると言う話。


第3の視点:技術の進化だけで考えるのではなく、社会的な容認や経済的合理性などのよる上限設定の必要性。


第4の視点:ムーアの法則を元にした加速度的な技術の進化速度についての配慮「科学技術は思っているよりも早く進化する」と言うコト。


第5の視点:ピアノの鍵盤がタイプライターの進化に寄与したことを例に文脈による価値創造など。

今回のコロナ禍がこれらの「一度立ち止まって未来を考える機会」になるのではないか?と言う指摘をいただきました。



この文章はFIACS 2020研究「Beyond コロナの都市づくり」より抜粋・要約したものです。

最新記事

すべて表示

次世代の都市評価指標⑧ 街づくりの貢献価値

新しい都市評価指標が目指す効果として①生産性向上による事業者メリット②口コミ発信による商業者メリットがある事は前述しましたが、さらに③ソーシャルキャピタルの向上による社会メリットが想定されます。 具体例として下記の6点が挙げられます。 契約や交渉などにおいて無駄な認識共有や対立が回避され、時間・手間コストが削減できる。 相互に協力的なコミュニティが育まれ、公共サービスなど公共活動の効率化と公共空間

次世代の都市評価指標⑦ 多様・変化・交流要素の重視

「世界の都市総合力ランキング」は成長・規模志向が強く成熟社会である日本の肌感に合いません。 Well Being City調査は安全・快適・環境を重視していますが、それだけでは街として「つまらない」と感じるのは私だけでは無いはずです。脳科学的には「生きる目的は高きに向かって進んでいく努力のプロセス=成長にある」(理化学研究所 故 松本元氏)と言われ、インプットやコミュニケーションの質が大きく影

次世代の都市評価指標⑥ ソフト・ハード指標の考え方

次世代の都市評価指標において、幸せ実感を継続・拡張する要素となる「活動・ソフト」と「機能・ハード」については、既存の都市評価指標を参考に設定することが有効と考えます。 最も有名な「世界の都市の総合力ランキング」ですが、「都市の総合力」を経済/研究・開発/文化・交流/居住 /環境/交通・アクセスの大項目6分野で評価しています。「文化・交流」分野における中項目では発信力/観光資源/文化施設/受入環境/