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  • 松岡一久

Beyond コロナの都市づくり 15「ソシオエコロジカル・ディベロップメント(SED)の時代」

都心、郊外、田園が「選ばれる」ためにそれぞれの特性に磨きをかけ競う時代。

都心におけるオフィスも商業も事業の舞台となる立地特性を踏まえコンテンツとしての価値向上を図る時代。

立地特性を際立たせ魅力化を図る方策としてリアルとオンラインとのハイブリッドでのコンテンツ作りが有効だと考えます。

土地の歴史や伝承を紐解きヒト、モノ、コトを再発見しコンテンツとして再構築するのです。

物語、アニメ、ゲームなどによるメタ価値化も有効です。

この視点で日本を見たとき四季の気候帯や山紫水明、各地で育まれた食文化などの「世界一の風土力」と各種芸道をはじめモノづくりやオタク・創作などの「世界一の深掘り力」こそが「超・文化」として国際的にも優位性を持つと考えます。

旧来のアパレル業からユニクロに代表されるSPAに変革・進化したように、都市開発も単にビルを建てテナントを埋めるだけではなく、リアルとオンラインとのハイブリッドによりユーザーを集め、コンテンツとして価値を高めるコトで二次収益、三次収益を生み出す工夫が必要です。

私たちはこのような視点を社会的継続性のある都市づくりとして、提唱・普及させていきたいと考えます。

Beyond コロナ時代こそ真の国際文化都市が花ひらく時代なのです。

この文章は「Beyond コロナの都市づくり( FIACS編 都市出版)」より抜粋・要約したものです。

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