top of page
検索

CAMPUS2.0 ① 人生100年時代のライフプランと学び

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2022年4月18日
  • 読了時間: 2分

人生100年時代という言葉が定着するようになって久しくなります。大企業は政府の指導に従って、退職年齢を60歳から65歳に引き上げる一方で早期退職を募っています。政府は年金の支給年齢を遅らせる為にも、最低70歳できれば80歳近くまで、生涯現役を求めているのです。60歳以降80歳までの20年間、さらに言えば役職定年となる50歳以降の30年間のライフプランが必要な時代にシフトしたという認識が必要です。加えて技術革新や商品サイクルの加速によって、会社そのものの寿命がどんどん短くなってきている状況です。倒産企業の主要産業別平均寿命(東京商工リサーチ:2018年)は製造業で33.9年、小売業は24.2年、サービス業では17.7年です。20歳〜80歳の60年間に2〜3回の転職が必要な計算になります。従来の20歳前後まで学校で学び、新卒で就職して終身雇用で定年まで勤め上げて、退職金と年金で余生を送るという「富士山型」の人生ではなく、何度かの転職を前提にした「八ヶ岳型」のライフプランを覚悟する必要があるのです。その為には時代をキャッチアップする為にも学び直しが欠かせません。社会人の学び直しについての調査では、30代の学び直しニーズが90%弱に及ぶのですが、実践しているのは11%(文科省調査:2015年)で欧米諸国平均の26%の半分以下に止まっている状況です。

これまでは一部の大企業でしか、現実的な施策に落とし込めなかった「社会人の学び直し」ですが、オンライン学習の浸透で可能性が広がりつつあります。デジタル系、 ICT系に限らず、スキルアップのための学習プログラムは多種多様になってきています。働き方改革やコロナ禍に伴うリモートワークの浸透で、着実に労働時間は減ってきています。今まで以上に先行き不透明で、MBAに限らず、どんなスキルが必要かは不明といえます。何を学んで良いか分からないから、何も手をつけずに流されるのか?(それで逃げ切れるのか?)自分なりに考え仮決めして貪欲に学び続けるのか?個人が仕事や暮らしを楽しむための差分になりそうです。


 
 
 

最新記事

すべて表示
都市の文化史 人生観都市 ③

【内容】 第1章 都市文化史から見た都市の変化 第2章 現代都市が失ったもの 第3章 人生観都市という次の都市モデル 第1章 都市文化史から見た都市の変化 人類の歴史を振り返ると、都市は単なる建物や機能の集まりではなく、人々の価値観や人生観を映し出す存在でした。 古代から中世にかけての都市では、宗教、祭り、共同体、墓地、広場などが都市の中心にあり、人々は生と死を日常の中で感じながら暮らしていました

 
 
 
人生観都市の定義 人生観都市 ②

【内容】 第1章 人生観都市とは何か 第2章 人生観都市を構成する考え方 第3章 人生観都市が目指す社会と都市の姿 第1章 人生観都市とは何か 人生観都市とは、人が「どう生きるか」「どう老いるか」「何を残すか」といった人生そのものを支えることを目的とした都市の考え方です。 これまでの都市は、便利さや効率、経済成長を重視して発展してきました。働く、買う、移動する、消費するといった機能を高めることで、

 
 
 
今なぜ 人生観都市なのか? 人生観都市 ①

【内容】 第1章 成長社会型都市の限界 第2章 人生観の喪失と成熟社会の課題 第3章 人生観都市という新たな都市モデル 第1章 成長社会型都市の限界 これまでの日本の都市は、高度経済成長を背景に、「便利で効率的な都市」を目指して発展してきました。都市には、生産、消費、移動、情報、商業などの機能が集積し、生活を豊かにするためのインフラが整備されてきました。その結果、日本は世界でも有数の便利で安全な都

 
 
 

コメント


bottom of page