検索
  • 松岡 一久

プレイヤーズ・ライフスタイル

昨日、都心部の街づくりに関してディスカッションしました。


超成熟社会において消費や通勤などに関する考え方が急速に変化している中で浮かび上がってきたのが、住民やオフィスワーカーではなく「プレイヤー」というキイワードです。

新しい都心住民像として出た言葉ですが「単に住んでいるだけ、働いているだけではなく、その場所に住んで、働いて、創る人といった意味を含んでいました。

自己実現や生涯学習ニーズも旺盛で、様々な社会的活動にも関心を持つとしています。

そんな人たちが活動拠点にできる環境は、オフィスでもあり、住居でもあり、ワークショップなどを開催する教室でもあるような融合・混在した場所です。

これまでのような低層部に商業施設を設けて、高層部にはオフィスかマンションというような構成ではなくなるはずです。

またそこで生まれるコミュニティも従来のような町内会や商店会ではなく、例えば学びや健康などの関心事を共有する「知縁コミュ二ティ」とも言えるものだと思います。知人が展開しているシブヤ大学が提唱する「街まるごとキャンパス」といった感じでしょうか?そんなライフスタイルが浸透してくると都心部が非常に面白くなっていくのではないかと期待させるディカッションでした。


最新記事

すべて表示

街ぎわプレイスを検討する際の基本になるのが、「第1レイヤー:ユーザー・アクティビティ」です。住宅街や商業地など目指すべき街のイメージに対応して、求めるアクティビティも変わります。私たちが検討する「都心部の複合都市開発」で多いのが、クリエイティビティです。具体化するために【クリエイティブ=脳の活性化】と定義すると、【混在、交流、刺激】を促すアクティビティが有効だと推察されます。例示すると、ネクタイを

都市開発において非常に重要な役割を担う低層部の「街ぎわプレイス」ですが、通常は総合設計制度などを活用するために公開空地として計画されます。 営利利用が認められない為に、ビル風が吹き抜ける寒々しい公開空地がほとんどではないでしょうか。最近になって、公開空地のあり方について議論され始め、ランチタイムにキッチンカーが営業していたり、外向きのカフェが設けられる事例も見られますが、その場所をどのように活用す

都市開発において当然ですが「建築のあり方」は特に大切です。 ですから設計コンセプトの手がかりとなる「企画・構想(開発)コンセプト」を明確に示す必要があるのですが、逆の流れになっているのが現状ではないでしょうか。 開発プロジェクトは「取り敢えずボリュームスタディしてみる」と称して主要用途を容積率一杯に作った計画からスタートします。何度か、このボリュームスタディを目にしている内に、プロジェクトチーム内