検索
  • 松岡 一久

プレイヤーズ・ライフスタイル

昨日、都心部の街づくりに関してディスカッションしました。


超成熟社会において消費や通勤などに関する考え方が急速に変化している中で浮かび上がってきたのが、住民やオフィスワーカーではなく「プレイヤー」というキイワードです。

新しい都心住民像として出た言葉ですが「単に住んでいるだけ、働いているだけではなく、その場所に住んで、働いて、創る人といった意味を含んでいました。

自己実現や生涯学習ニーズも旺盛で、様々な社会的活動にも関心を持つとしています。

そんな人たちが活動拠点にできる環境は、オフィスでもあり、住居でもあり、ワークショップなどを開催する教室でもあるような融合・混在した場所です。

これまでのような低層部に商業施設を設けて、高層部にはオフィスかマンションというような構成ではなくなるはずです。

またそこで生まれるコミュニティも従来のような町内会や商店会ではなく、例えば学びや健康などの関心事を共有する「知縁コミュ二ティ」とも言えるものだと思います。知人が展開しているシブヤ大学が提唱する「街まるごとキャンパス」といった感じでしょうか?そんなライフスタイルが浸透してくると都心部が非常に面白くなっていくのではないかと期待させるディカッションでした。


最新記事

すべて表示

都市開発5.0 Beyond コロナの都市づくり50のヒント⑸ MaaSによる都市革命

Ⅰ MaaSの現在位置 /Ⅱ 都市が変わる /Ⅲ 街路が変わる Ⅰ MaaSの現在位置 私たちの研究会においてモビリティ研究の第一人者である牧村和彦氏(一社 計量計画研究所理事)に登壇いただきました。欧米での最新動向として、まず2020年秋からのGoogleによる自動運転タクシーの商用サービス@アリゾナや、アマゾンによる自動運転バス@カリフォルニアの事例が提示されました。東南アジアのグラブやUb

都市開発5.0 Beyondコロナの都市づくり50のヒント ⑷ 次世代の都市評価指標づくり

ⅠBeyondコロナの都市評価指標の必要性 /Ⅱ 生活圏の幸福論 /Ⅲ 評価指標の考え方と効用 1Beyondコロナの都市評価指標の必要性 コロナショックを経てリアルな出社、会議、さらには「リアル都市の価値」が問われていると考えます。ダボス会議における「グレートリセット」の議論の象徴されるように、現代都市の基本原理である「集積による経済合理性」が根本的に見直されているからです。 現状の都市に関する

都市づくり5.0 Beyondコロナの都市づくりヒント50 ⑶ソシオ・マーケットプレイス構想

Ⅰ 都心商業施設の次の一手/ Ⅱ 共創型マーケットプレイスの考え方/ Ⅲ ソシオマーケットプレイスの事業と効用 1 都心商業施設の次の一手 コロナショック以前から減衰傾向にあった都心商業施設の売り上げは、外出自粛や営業時間制限、そして何よりもテレワークの浸透に伴う通勤者の減少によって、大打撃を受けています。買い物行動では衝動買いが8割、滞留客は客単価4割アップという定説があり、都心商業施設は集客・