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街のコンテンツ4

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2020年4月6日
  • 読了時間: 1分

私たちは都心の駅前に多数のこる「横丁を継承する都市開発」を検討するにあたって、当初は「ニュー新橋ビル」のようにビルの中に横丁が再現される構成を検討しました。

戦後復興を目的とした再開発事業(市街地改造事業)として実績がある方策なので、合意も得られやすいかと考えたのですが、


①4~5年かかる開発期間中にお客が離れてしまう恐れがある。


②営業時間や、営業形態などが一般的なビルの管理規定とそぐわない。などの理由から難しいのではないかと結論づけられました。

やはり多少は規模縮小しても「その場」で「ハード・ソフトの横丁作法を踏まえた防災対応」を施して継承するべきで、その原資は「余剰容積の移転」などで捻出するという方策がより現実的なようです。

伏せて隣接地区でも「横丁に配慮した景観形成」を行う事などでにぎわい創出が重要という認

識共有が行われました。

 
 
 

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