top of page
検索

古民家再生を推進する NOTE

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2018年5月7日
  • 読了時間: 1分

知人のNKB役員の溝上さんから「一般社団法人 NOTE」の話を聞きました。彼も出資している古民家再生を推進している団体です。「古民家は日本文化の宝庫だから保全すべき」という理想と「その為の資金はどうするのか?」という課題とを両立させ再生実績を積み上げています。具体的には古民家をレストランやホテルとして再生しているのです。古民家を再生してホテルなどを営業していくには法律を始めいろいろと制約が生じます。それらを「一般社団の社会性」をもとに関係各所と協議を重ねながら打開していくのです。丹波篠山の「街まるごと古民家ホテル NIPPONIA」の実績が評価され, JR西日本との提携や古民家再生に向けた官民ファンドの設立に繋がっています。それと並行してプランニングやマッチングなどの具体的業務を担当する「株式会社」も設立させています。一企業ではなく関係者が連携しながら社会課題を協議、解決していく為の一般社団と具体的業務の担う事業組織との2層構成は私たちが推進する「国際文化都市整備機構」でも見習うべきだと実感しました。

 
 
 

最新記事

すべて表示
方策1「ふるさと交流」構想 シンふるさと論 ⑥

【内容】 リアルな繋がりニーズの視点 都市×地方の交流強化プログラム 「今、関われる場所」づくりの効果      1.リアルな繋がりニーズの視点  日本では人口減少や高齢化が進む中、地方の過疎化が大きな社会課題となっています。...

 
 
 
基本方針 シンふるさと論 ⑤

【内容】 シンふるさと論の前提 基本的な視点 3つの方策      1.シンふるさと論の前提 近年、日本の都市政策において「ふるさと論」は、地域活性化やアイデンティティの視点から再評価されています。 少子高齢化や人口減少が加速する中で、都市と地方の関係を見直し、新たなふるさ...

 
 
 
ふるさと論の都市政策的課題 シンふるさと ④

【内容】 地域コミュニティの持続可能性とふるさとの再定義 都市と地方の関係性の変化 ナショナル・アイデンティティとふるさととの関係 環境問題と持続可能な地域づくり デジタル時代の「バーチャルふるさと」       近年、日本の都市政策において「ふるさと論」は、地域活性化やア...

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page