top of page
検索

持続可能な資本主義

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2019年1月15日
  • 読了時間: 1分

先日 「持続可能な資本主義」の著者の新井和宏さんにお会いする機会がありました。鎌倉投信を設立され、林業支援のトビムシや途上国ブランドアパレルのマザーハウスなどのソーシャルベンチャーを始めとする「いい会社」への投資で目覚ましい運用実績を上げられてきた方です。銀行の枠を超えるプラットフォーム作りを目指して新しい会社も設立されました。「リターン=お金」ではなく「リターン=資産形成×社会の形成×心の形成=幸せ」という考え方をお持ちです。「そんなキレイごとではビジネスにならない」という声も聞こえそうですが、日本の商慣習にもあった「三方よし」をもとに「共感でファンを育んでいくことが長期的な成長に繋がる」というものです。さらに「テクノロジーの進化が仮想通貨×信用システムによる共感資本コミュニティを可能にし、今後はそのコミュニティの中で循環するお金の割合が増えていく」と仰います。グローバル経済と並存しつつ、日本人の特質を活かした「経済圏と幸せモデル」が垣間見えた気がしました。「ヒト・街・暮らしのアップデート」に欠かせない考え方だと思いました。

 
 
 

最新記事

すべて表示
方策1「ふるさと交流」構想 シンふるさと論 ⑥

【内容】 リアルな繋がりニーズの視点 都市×地方の交流強化プログラム 「今、関われる場所」づくりの効果      1.リアルな繋がりニーズの視点  日本では人口減少や高齢化が進む中、地方の過疎化が大きな社会課題となっています。...

 
 
 
基本方針 シンふるさと論 ⑤

【内容】 シンふるさと論の前提 基本的な視点 3つの方策      1.シンふるさと論の前提 近年、日本の都市政策において「ふるさと論」は、地域活性化やアイデンティティの視点から再評価されています。 少子高齢化や人口減少が加速する中で、都市と地方の関係を見直し、新たなふるさ...

 
 
 
ふるさと論の都市政策的課題 シンふるさと ④

【内容】 地域コミュニティの持続可能性とふるさとの再定義 都市と地方の関係性の変化 ナショナル・アイデンティティとふるさととの関係 環境問題と持続可能な地域づくり デジタル時代の「バーチャルふるさと」       近年、日本の都市政策において「ふるさと論」は、地域活性化やア...

 
 
 

Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.
bottom of page