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横丁文化の継承

執筆者の写真: 松岡 一久
松岡 一久
2019年12月11日
読了時間: 1分

先日  FIACSの今年度の研究テーマである「街のコンテンツ(=横丁文化)を継承する都市開発」に関する分科会を開催しました。


これまで横丁の価値や作法などを検討してきましたが、都市開発事業として具体化する方策についての議論です。

一番の課題は「地権者や店主の合意が得られるか」と言う事でした。

賃料は据え置けても、開発期間中の客離れなどの不安は払拭できないとの指摘で、結局「再開発ビルの中で横丁を再生する」のではなく「日本的な旧市街地として、その場で再生する」という結論になりました。

東京駅の事例を習い横丁上空の余剰容積の売却などによる不燃化工事&街づくり、大阪の法善寺横丁の事例に習い連担制度などによる狭い通路幅のままの再生などの手法を駆使するわけです。

余剰容積のある駅前の横丁などで容積移転先敷地が確保できれば可能なようです。

その際も単に既得権益を維持するだけでなく、横丁をプラットフォームとして見立て、文化価値の向上などの方策を合わせていくことなどが議論されました。

その文化価値として例示された「他にないオリジナリティ、ホーム感、ノイズ感、雑多、触れ合いなど」は確かに東京のビル街からは失われた価値だと再認識したディスカッションでした。

 
 
 

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