top of page
検索

Beyond コロナ15 「ディベロッパー思考からの転換」

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2020年10月5日
  • 読了時間: 2分

コロナショックに伴い噴出したさまざまな課題が「実は平成の30年間先送りにしてきた懸案事項であった」という認識を元にすれば、取るべき方向は明確で「リアル&オンラインのハイブリッドの推進」とそれに伴い可能性の広がる「日本バリューの見直し」の2つになります。「これからどうなると思いますか?」という他力本願姿勢ではなく、これを革新機会として都市開発事業は従来のハードなハコ貸し業からソフト・ハードの融合した「総合的な都市サービス業」への転換・脱皮が求められます。

国内市場は550兆円の規模はそのままに「競争のルール」が変わっただけだととも理解できます。今までの成功の方程式ではなく、新しい方程式を模索・構築していく競争がはじまっているのです。

アパレル業界が旧来型の製造/卸/小売の細分化された流通プロセスからユニクロに代表されるSPA (製造小売)の台頭・主流化に転換していったように、都市開発分野においても企画・設計/建設/リーシング/管理といった従来プロセスから、単体からネットワーク、床貸しからオンラインを含めビジネスプラットフォーム提供、開業販促からファンコミュニティ育成などの施策が必要です。幸福最大化のための最適舞台づくりという「ハイブリッド・プラットフォーム事業」への迅速な変革が不可欠なのです。

【これからは情報産業とサービス業だけになる:20190113 柳井正】

 
 
 

最新記事

すべて表示
都市の拡大と分断 「関わり資本」による都市再生 ②

【内容】 第1章 歴史と生活が息づく「旧市街」の誇り 第2章 新市街の台頭と「都市の分断」 第3章 郊外化と「三重の分断」     第1章 歴史と生活が息づく「旧市街」の誇り 日本の多くの地方都市は、城や寺社を核として発展してきた旧市街を起点としています。...

 
 
 
人口減少時代の都市再生 「関わり資本」よる都市再生 ①

【内容】 第1章 新潟市における都市再生の挑戦:「にいがた2km」構想とは 第2章 展望:経済・文化・市民参加による都市の再構築 第3章 人口減少時代の都市再生     第1章 新潟市における都市再生の挑戦:「にいがた2km」構想とは...

 
 
 

Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.
bottom of page