top of page
検索

想定外のポスト2020の未来を共創する

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2020年5月28日
  • 読了時間: 2分

 皆さんからのご意見を元に「想定がのポスト2020」を検討してきました。

もちろんコロナショックは現在も進行中であり今後の見通しも不透明ですので、どんどん更新していく必要があると考えております。

売り上げが見込めず、賃料交渉等、現状で手いっぱいの状況もあると思いますが、じっと我慢して災厄が過ぎるのを待ったり、この先の景気予測に始終するだけで、とにかく未来を構想していくことが必要だと考え、このような活動をしてきました。

 今回お陰さまで様々な見解・情報をいただき改めて周知の重要性、共創の力を実感いたしました。

最後に、今後を考える上で指針となるものをいくつか挙げさせて頂きます。


●コロナによって、私たちに思い出させてくれた、思い出すべき一番大事なことは、「自分の行動が他人の生死に、特に弱者の生死に関係しており、それは巡り巡って自分の生死に関係してくる」ということです。

「自分だけは大丈夫」「自分だけはしなくて大勢に影響はないだろう」という考えがパンデミックを引き起こすという事実をです。

ジャック・アタリ氏は「利他主義は最も合理的な利己主義である」とも言っていました。

という見解を頂きました。


●パオロ・ジョルダーノ氏(伊)が緊急出版した「コロナの時代のぼくら」にある「すべてが終わった時、本当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか」という考えが印象的だ。

だという意見を頂きました。

台湾のデジタル大臣:唐鳳氏の「ネットでは誰が何を言っても構わない。同時に誰が何を言っているのかが分かり、一つの問題についてだれもが話し合えるということです。透明性が極端に高い世界で、間接民主主義の弱点を克服できる」


●ポーランドのシンガーソングライター・アーティストのRlya Sokol氏の「コロナウイルスが登場したおかげで、現代人が忘れていたあるいは失っていたいろいろなことに気づかされた。ありがとうコロナウイルス」という、衝撃的なメッセージ動画もいただきました。


●都市というのは、「都」=capital:統合と再配分の象徴、「市」=market:主体同士の交換の象徴という、二つのシステムを通じて、(自給自足ではなく)「ともに生きてゆく」ための人間の生存戦略のための装置であり、新しい着地点を見つけていくのだろう。という見解もいただきました。


●これまで日本が先送りにして来た「」


 
 
 

最新記事

すべて表示
共体験研究の変遷 共体験デザイン ③

【内容】 第1章 共体験研究の萌芽と概念の確立 第2章 共体験の社会的接合と都市研究への展開 第3章 共体験の測定・検証と都市開発への統合   第1章 共体験研究の萌芽と概念の確立 都市開発における「共体験」の研究は、1960年代から80年代にかけて、公共空間における人々の行動観察から始まりました。 ウィリアム・ホワイトの『The Social Life of Small Urban Spaces

 
 
 
共体験の定義 共体験デザイン ②

【内容】 第1章 「共体験」とは何か 第2章 都市開発における共体験の広がり 第3章 都市開発での実践方法   第1章 「共体験」とは何か 「共体験(Co-experience)」とは、複数の人が同じ時間や場所で体験を分かち合い、その中で互いに感情や意味を育てていくことを指します。 例えば、一人で食事をするのと、友人や家族と一緒に食事をするのとでは、同じ料理でも感じ方が違います。 それは、周りの人

 
 
 
今なぜ 共体験なのか? 共体験デザイン ①

【内容】 第1章 社会的背景と都市における共体験の必要性 第2章 経済的・技術的背景からみる共体験デザインの価値 第3章 多様性・実務性を踏まえた都市開発の新たなインフラ     第1章 社会的背景と都市における共体験の必要性 現代の都市は、人の数こそ多いものの、匿名性が強まり個人は孤立しがちです。 都市生活者の多くは、道を行き交う群衆の中で互いに接触することなく、ただ通過していく日常を過ごしてい

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page