top of page

都市づくり5.0 Beyondコロナの都市づくり50のヒント(47) タウン・ビジネスの考え方

執筆者の写真: admin
admin
2021年9月29日
読了時間: 2分

Ⅰ 街をビジネス化する必要性 Ⅱ タウン・ビジネスの視点 Ⅲ 街パスポートのよる活動創発


Ⅰ 街をビジネス化する必要性

コロナ禍により「リアル都市の価値」が問い直されています。これまでの利便性や集積性のメリットだけではない、新しい都市の価値が必要になってきているのです。

都心部ではスマートシティの議論が活発です。東京都でも西新宿や丸ノ内、竹芝などがモデルエリアに指定され、技術革新に対応しセンサーやカメラで都市を「データ化」しようというスタンスです。リアルタイムでの人流解析と都市のファシリティとのマッチングによって利用効率を高めようという論理ですが、そこには具体的にその都市で活動する人たちが、どのような負担で、どう恩恵を受けるのか?の議論が抜けています。行政などの管理側のサービス効率化は理解できますが、スマートシティ化に向けた設備投資の原資、あるいは投資回収の方策が見通せず、迷走するプロジェクトが多いと聞きます。

一方 エリアマネジメントなど地域のコミュニティ活動にも手詰まり感があります。地域におけるコミュニティの必要性は理解し、対話を通じて地域の潜在力についても共有できた。何度か活性化イベントも開催したが、その先はどうなるのか?がやはり見通せません。

ある大企業幹部が「エリアマネジメントというからには、地域をマネジメント(=経営)するという意味があるはずだけれど、今のエリマネ活動は、コストセンターでしかないよね」とコメントしていました。ほとんどのエリマネ団体は活動原資不足と言われます。資金不足は人材不足と連動し、継続的な活動が困難な状況と言えるのではないでしょうか。

このような状況を打開するためにも、単に街を活性化させたいというスタンスから、街のニーズとリソースとを事業としてマッチングする、「街をビジネス化」発想が必要です。その上でタウン・ビジネスに向けてリソースを精査する手段として、或いはマッチングの効率を高める手段として、デジタル技術を活用し収益力を高めるという思考が必要なのだと考えます。


※以下の【Ⅱ タウン・ビジネスの視点 Ⅲ 街パスポートのよる活動創発】についてはnote にて購入いただけますと幸いです。


 
 
 

最新記事

すべて表示
第3章 なぜ創造性は生まれないのか:オフィスの行動OS ③

【内容】 1.創造性は大切だと分かっている 2.効率を追い求めたオフィスの限界 3.本当の課題は「行動」にある 1.創造性は大切だと分かっている 「もっと新しいアイデアを出そう。」 「失敗を恐れず挑戦しよう。」 最近、このような言葉を耳にする機会が増えました。 多くの企業が、創造性の大切さを理解しています。 しかし実際には、「創造的な会社になった」と実感している企業は、それほど多くありま

 
 
 
第2章 これからのオフィスに求められる創造性:オフィスの行動OS ②

【内容】 1.創造性とは「ひらめき」ではない 2.AI時代だからこそ人に求められること 3.オフィスが育てるべき創造性 1.創造性とは「ひらめき」ではない 「創造性」と聞くと、多くの人は芸術家や発明家を思い浮かべるかもしれません。 一瞬のひらめきで、今までにないものを生み出す力。それが創造性だと思われがちです。 もちろん、そのような創造性もあります。しかし、企業が毎日の仕事の中で必要として

 
 
 
第1章 AI時代、会社とオフィスはどう変わるのか:オフィスの行動OS ①

【内容】 1.工業社会から創造社会へ 2.オフィスの役割も変わってきた 3.企業文化が競争力になる時代 1.工業社会から創造社会へ 皆さんは、会社の強みとは何だと思いますか。 少し前までは、「品質が良い」「価格が安い」「仕事が早い」といったことが会社の強みでした。 工場で良い製品をたくさんつくり、効率よく届けることが企業の使命だったからです。そのため社員には、決められた仕事を正確にこなす力

 
 
 

コメント


bottom of page