top of page
検索

都市づくり5.0 Beyondコロナの都市づくり50のヒント(6) 都市の「多」動産構想

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2021年6月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年7月26日

Ⅰ 「街ぎわ環境」の可能性 /Ⅱ 「人が動く」から「街を動かす」へ /Ⅲ 「多」動産開発イメージ


Ⅰ「街ぎわ環境」の可能性

コロナ禍に伴う移動・交流価値の見直しにより、脱・都心&移動や親・オープンスペースなどのライフスタイルの変化が顕著になっています。路上飲みは論外ですが、建物や店の中に入る抵抗感から比較的安全とされるオープンスペースで過ごしたいというニーズが高mっています。一方技術革新によるMaaSや自動運転やシェアの実用化は、車での移動効率を飛躍的に高め、時間帯による道路空間の多層利用を可能にします。東京大学の小泉先生が指摘される「Link 空間の Place か」で、カーブサイドと呼ばれる路肩部分を中心に道路の生活空間利用が注目を集めています。これらの動向を踏まえ、現状はP- PFI による公園でのカフェ施設などが中心ですが、公共空間における民間マネジメント導入の流れも顕在化しています。

この潮流は都市の魅力強化の舞台としての「道路空間が主役」になる可能性を示唆しています。東京都の道路率は23区において16,5%(約100㎢)に及び、公開空地の多い西新宿周辺だけでも東京ドーム10個分のオープンスペースが存在し、非常に利用価値の高い都市の資源といえます。パリ中心部におけるシャンゼリゼ通りをはじめとした公園化構想や、日本でも大阪・御堂筋のプロムナード構想などインパクトのある多彩な構想が検討されています。一連の動向を踏まえた議論は、単なる道路の公園化を超える魅力化方策としてに検討すべきと考えます。米国ポートランドの都市計画家ホーマー・ウイリアムスの「街にとって大切なのは地上30フィートまでの世界観である」という言を待つまでもなく、都市文化を情勢し魅力を実感する舞台となる空間は、道路とその両脇の建物の地上2-3階までを一体とした「街ぎわ環境」にあります。次世代の都市の魅力化は、この部分の道路側の設え&建築側の設え如何にかかっていると言えます。


・以下のⅡ 「人が動く」から「街を動かす」へ /Ⅲ 「多」動産開発イメージについてはnoteにて購入していただけると幸いです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
ご近所資本主義の効用 ご近所資本主義 ⑨

【内容】 第1章 地域経済と都市の構造が変わる 第2章 文化・行政・教育への広がり 第3章 個人の幸福と社会の未来     第1章 地域経済と都市の構造が変わる ご近所資本主義が浸透すると、地域経済のあり方は大きく変化します。 これまでの地域経済は、外部資本の誘致や集客数の増加といった「成長」や「拡大」を目標としてきました。しかしその結果、地域で生まれたお金が地域外へ流出し、地元の商いや雇用が不安

 
 
 
方策3:幸福圏づくり ご近所資本主義 ⑧

【内容】 第1章 なぜ「半径500mの幸福圏」が失われたのか 第2章 ご近所資本が息づく空間のつくり方 第3章 「ご近所時間」を取り戻すという価値     第1章 なぜ「半径500mの幸福圏」が失われたのか ご近所資本主義を実装するうえで、見落とされがちだが極めて重要なのが、日常空間の問題です。 かつてのまちは、歩いて行ける距離に商い、住まい、居場所が自然に混在し、「行けば誰かに会う」関係性が日常

 
 
 
方策2:エコシステムづくり ご近所資本主義 ⑦

【内容】 第1章 なぜ「よき商い」は続かなくなっているのか 第2章 “よき商い”を育てる地域内エコシステムの設計 第3章 商店主を「ローカル・アンカー」へ     第1章 なぜ「よき商い」は続かなくなっているのか ご近所資本主義を実装するうえで避けて通れない課題の一つが、地域に根づく小商いや個人商店が「続きにくい」構造に置かれているという現実にあります。 多くの商店は、価格競争や人手不足、後継者難

 
 
 

コメント


bottom of page