top of page
検索

魅力資源「場所テーマ」の磨き上げ方:ファン・タウン ⑦ 実践手法B 「場所」

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2022年11月11日
  • 読了時間: 2分

ファン・タウンづくりの実践方策 Bは「場所テーマ」です。

【内容】

  1. 場所テーマの発掘対象

  2. 「場所×〇〇」で磨く

  3. 「洗練感」でブランディング




1.場所テーマの発掘対象

ファンの対象となる場所の発掘では、下記のような対象が例示できます。

  1. 神社・仏閣をはじめとする歴史的価値の高い場所が挙げられます。

  2. そして川沿いや海沿い、公園・緑地に隣接していたり、高台など景色に優れた場所も魅力的です。

  3. さらに古民家や路地などの歴史的景観や、遊歩道や並木道など街並みも候補地になります。


2.「場所×〇〇」で磨く

大切なことは「場所×〇〇」が必要だと言う事です

ほとんどの場所は、神社があるだけ、川沿いや公園・並木道を歩けるだけ、高台から景色が見えるだけ、「そのまま」の状態でしかありません。

新鮮な魚介類が水揚げされる港町では、「刺身で食べるのが一番」とされ、調理法が発達しない事の例えと同じです。積極的に場所の活かす工夫が、足りないのではないでしょうか。

個々の資源に潜在力があっても、「そのまま」では、インパクトが足りませんし、リピーターも望めません。

その場所で歴史や文化を味わい、景色や街並みを楽しめる工夫が必要なのです。

対象地の価値を高める手法として、複合的な体験価値を提供してはどうでしょうか。

分かりやすい例で言うとカフェ・レストランを開設することで、「場所×食事」を体験化する事が挙げられます。

さらにグランピングなどの宿泊施設化すれば、「場所×宿泊」となり、一層体験価値を高めることが可能です。

最初はピクニックイベントやキッチンカーによる暫定的な滞在体験かもしれません。

そのほかにも「場所×学び」の教室や「場所×読書」のライブラリーなど、できる限り複合的な体験価値を提供することが重要です。


3.「洗練感」でブランディング

場所を価値化する際のブランディング・スタンスとして、「洗練感」の演出が有効です。

絶景地でフルサービス・ディナーを提供する「ダイニング・アウト」のレベルを求めるのは、難しいかもしれません。それでも南池袋公園でのマルシェイベントのワゴンのデザインや、多摩川の河川敷で開催される「もみじ市」の出店テントのおしゃれな店構えなどは、参考になるのではないでしょうか。

「この場所が、こんなにお洒落になるの?」という演出によるギャップ&インパクトが効果を持つのです。


次回は「コト・テーマ」の磨き上げ方を検討します。



 
 
 

最新記事

すべて表示
方策3:継承・対話プログラム 人生観都市 ⑨

【内容】 第1章 継承・対話プログラム制度化の基本的考え方 第2章 社寺・退職世代を活かした具体的展開 第3章 関係性と継承を再生する社会的意義 第1章 継承・対話プログラム制度化の基本的考え方 継承・対話プログラムの制度化とは、人々の経験や価値観、生き方を世代を超えて共有し、社会全体で継承していく仕組みを、都市の中に常設的に組み込む取り組みです。 現代都市では、人と人との関係性が希薄化し、人生を

 
 
 
方策2:人生のアーカイブ 人生観都市 ⑧

【内容】 第1章 人生アーカイブ基盤構築の基本的考え方 第2章 社寺・退職世代を活かした具体的展開 第3章 都市に記憶を実装する社会的意義 第1章 人生アーカイブ基盤構築の基本的考え方 人生アーカイブ基盤の構築とは、人々の人生経験や地域の記憶を、都市全体で蓄積・共有・継承していくための仕組みを整備する取り組みです。 現代都市では、多くの人が豊かな経験や知識を持ちながら、それらが社会に残らないまま消

 
 
 
方策1:人生価値の拠点づくり 人生観都市 ⑦

【内容】 第1章 人生観拠点整備の基本的考え方 第2章 社寺・公共空間を活用した具体的展開 第3章 人生観拠点が生み出す都市価値 第1章 人生観拠点整備の基本的考え方 人生観拠点の重点整備とは、人々が「どう生きるか」「何を残すか」を考え、共有し、継承できる場所を都市の中に戦略的に整備する取り組みです。従来の都市開発は、商業、オフィス、住宅などの機能を効率的に配置することが中心でした。しかし成熟社会

 
 
 

コメント


bottom of page