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コンセプト再考 ④ コンセプトの方程式
コンセプトは前述のように思いつきのキーワードでは、関係者内で認識が共有されません。従来のように市場分析で得られたポジショニング提示すれば良い訳でもないため、そのコンセプトに至る方法論を、明確にしておく必要があると考えます。...
admin
2022年9月19日読了時間: 2分
コンセプト再考 ③ コンセプトの変遷・動向
都市開発は、これまでに五段階の変遷を経ていると考えます。前述したように戦後復興から高度経済成長期の1.0:建てれば売れた時代。2.0:マーケティングの時代。3.0:デザインなど付加価値の時代。4.0:コミュニティなどの時代。そしてコロナ禍を経た5.0:ハイブリッド開発の時代...
admin
2022年9月16日読了時間: 2分
コンセプト再考 ② そもそもコンセプトとは?(位置付けと構造)
コンセプトとは一般的に「概念」と訳されます。もう少し詳しく説明すると「全体を貫く骨格となる発想・観点」と定義されますが、これだけでは意味が通じません。 コンセプトを目的、目標、課題などの中で位置付けると、①目的:「〇〇のために〇〇したい」(※目的を達成した時の姿がビジョン)...
admin
2022年9月14日読了時間: 2分
コンセプト再考 ① コンセプト迷走
「コンセプトって何?」 都市開発などのプロジェクトでは、まず始めるのが「コンセプトづくり」です。実際に弊社への依頼で一番多いのが、このコンセプト策定業務です。 「この開発のコンセプトを策定してほしい」「コンペ提案にあたって、提案事項は揃っているので、コンセプトとしてまとめて...
admin
2022年9月12日読了時間: 2分
都市公園の未来 ⑩ 結局なんのための公園なのか
近年の都市公園は、P-PFI や立体都市公園など「手法」の議論ばかりになってしまっています。財政難の中で、とにかく整備・管理コストが必要なことは理解できますが、なんのための公園なのか?次世代の都市公園に誰が何を求めるのか?という根本ニーズが置き去りになっている気がします。こ...
admin
2022年9月9日読了時間: 2分
都市公園の未来 ⑨ そしてXR パーク
建築物に制限のある都市公園において、屋外のアクティビティを促進する方策としてXR (=AR/VR)技術を活用してはどうでしょうか。カナダのデジタルアート集団モーメント・ファクトリーが手がける「ルミナ・ナイトウォーク」は幻想的な夜の散歩道を演出して話題になっています。より手軽...
admin
2022年9月7日読了時間: 3分
都市公園の未来 ⑧ Player ×拡張:お祭り広場
都市の醍醐味は多様な人たちとの交流にあり、様々なコミュニティ同士が会合し、刺激し合える場づくりは、次世代の都市公園の重要な役割だと考えます。東京都立大学教授の饗庭伸さんが「これまで狭い室内にしか居場所の無かったオタク達が、秋葉原の広場に集まって踊っているのを見て、広場の重要...
admin
2022年9月5日読了時間: 2分
都市公園の未来 ⑦ Player×深化:大人のプレイパーク
従来の通勤とは異なり、わざわざ来街する人たちは、何らかのテーマコミュニティに属するプレイヤーであると考えます。都市公園をこのコミュニティを深化させる舞台として機能するためには、D2Cメーカーにおけるポップアップストアがベンチマークなるでしょうか? 普段のオンライン・コミュニ...
admin
2022年9月2日読了時間: 3分
都市公園の未来 ⑥ Worker×拡張環境:言葉の庭
オンライン1stでWEBコミュニケーションが主流になりつつあるからこそ、リアルな交流の重要性が増すと想定されます。ネットワーキングパーティのようなリアル交流を公園に常設する方策として「言葉の庭」を提案します。言葉の庭は音声ARによる場所×アイディア・メッセージインフラです。...
admin
2022年8月31日読了時間: 3分
都市公園の未来 ⑤ Worker×深化環境:アーバン禅庭
コロナ禍を経て、ハイブリッドワークが定着しつつあります。今後はテレワークの一層の進化に伴い、都市も企業オフィスも「日常的に通う場所」から「わざわざ出掛ける場所」になると想定されます。今まではオフィス勤務を前提にして、如何に快適なオフィス環境を提供できるか?が課題でしたが、こ...
admin
2022年8月29日読了時間: 2分
都市公園の未来 ④ これからの公園の課題と基本方針
10万箇所と言われる都市公園の8割を占める小規模な街区公園では、前項のようなコミュニティ運営が求められますが、残りの2万箇所の公園は、近隣公園など一定規模を備えるため、都市の魅力化に向けてより積極的な活用が可能だと考えます。...
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2022年8月26日読了時間: 2分
都市公園の未来 ③ 公園の歴史と変遷
公園の歴史を振り返ってみると、その起源とされるのはイギリスのバーケンヘッド・パークで、1847年に急激な人口増加に対応するための都市計画の一環として開発されました。イギリスでは市民革命を通じて、「公園」という概念が形成されます。市民が持つべき当然の権利として、「心身共に衛生...
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2022年8月24日読了時間: 3分
都市公園の未来 ② そもそも都市公園って何なの?
そもそも都市公園とは、1956年(今から60年以上前です)制定の都市公園法に定められた国または地方自治体が設置した公園又は緑地を指します。住区基幹公園(街区公園、近隣公園、地区公園)、都市基幹公園(総合公園、運動公園)大規模公園、国営公園、緩衝緑地等に分類されています。この...
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2022年8月22日読了時間: 3分
都市公園の未来 ① 時代が求める都市公園
都市づくりの重点施策として「公園の利活用」が注目されています。さまざまな地方自治体でPark-PFI (以下 P-PFI )事業が起案・実施されていますが、その意義や事業構造には課題も多そうです。 豊島区の「南池袋公園」が、成功事例として取り上げられますが、鬱蒼とした樹木を...
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2022年8月19日読了時間: 2分
次世代の沿線価値 ⑩ 人・駅・沿線のコンテンツ化
鉄道業界は人口減少社会への準備を始めていましたが、コロナ禍を経て移動現象が、一挙に10年分ほど前倒しになり、経営環境は非常に厳しくなってしまいました。人口増加・経済成長時代には非常に機能した阪急モデルですが、これに固執していては生き残れないという覚悟が必要です。これまで鉄道...
admin
2022年8月17日読了時間: 3分
次世代の沿線価値 ⑨ 卒・通勤志向:遊動創発プログラム
コロナ禍を踏まえた沿線価値を検討する際に重要なことは、従来のように沿線住民の快適・利便を支援する生活サービスだけでは不十分だということです。都心への通勤需要が減少する環境下で、鉄道事業の根幹となる乗降客数を維持するためには、「遊動創発」の仕組みが不可欠なのです。成熟社会にお...
admin
2022年8月15日読了時間: 3分
次世代の沿線価値 ⑧ 卒・旅客思考:プチ都心キャラバン
これまでの都心通勤は、無駄とストレスが多かった反面、郊外に住みながらも都心とを日常的に行き来できていたので、食や音楽、ファッションなど都心の文化トレンドが日常生活に組み込まれていました。リモートライフによって時間的な余裕は生まれましたが、行動半径が小さくなり、どうしても文化...
admin
2022年8月12日読了時間: 2分
次世代の沿線価値 ⑦ 卒・所有思考:シェアリビングの可能性
沿線価値の向上に向けて「シェア」の考え方を拡張してはどうでしょうか。現在でも駅周辺にシェアオフィスはありますが、オフィスに加えてリビングもシェアするのです。相模原市に拠点を持つ東郊住宅社が、自社の賃貸住宅利用者用に開設した「街の食堂:トーコーキッチン」というベンチマークがあ...
admin
2022年8月10日読了時間: 2分
次世代の沿線価値 ⑥ 脱・消費者思考:ファースト・コミュニティとしてのマチラボ
これまで郊外都市は都心ワーカーにとって、基本的に眠る&休日だけの役割の街でした。働く場と遊ぶ場は都心にあり、その間を往復しながら使い分けしていたのです。ディナーレストランや高級専門店は都心にしかなく、郊外ではランチ対応のチェーンレストランとロードサイドの量販店で我慢するしか...
admin
2022年8月8日読了時間: 3分
次世代の沿線価値 ⑤「自律した生活圏」としての郊外都市づくりが基本
コロナ禍を経て最も「街づくりニーズ」の高まるのは郊外部(郊外都市駅前)になると考えます。これまでは通勤の中継地としか認識されず、都心へ「〇〇分」という時間距離でしか評価されませんでしたが、テレワークの定着しつつある社会では、会社ファーストの立地評価ではなく、生活ファーストで...
admin
2022年8月5日読了時間: 3分
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