top of page
検索
  • 松岡 一久

ダイバーシティによる視野拡張

昨日 超福祉展関連でダイバーシティ・ワークショップを開催しました。聴覚障害、視覚障害など人たちを含む30人で、多数の企業人も参加いただきました。「耳が聞こえない」「目が見えない」体験のあと「当事者の街での困りごと」などをヒヤリングし、企業人など含めて一緒に解決アイディアを捻り出すという構成でした。4時間を超える長時間ワークショップですが、皆さん「一堂に会する機会」の貴重さを口にされていました。私自身も障害メンバーのやり取りを通じて、普段感じない「視野が拡張していく感覚」を得られました。同じ環境の仲間うちでの「楽なコミュニケーション」では得られない新鮮な楽しさでした。また視覚障害メンバーの困りごととして「信号、エスカレーターの上下、自動改札の出入がわからない」というお話を伺って、自分を含む計画関係者のイマジネーションの大切さを痛感しました。と同時に障害者に手助けの声がけをしても断られることについて当事者もいろいろな状況があるので「断られることにも馴れてくださいね」というコメントを貰い、妙に納得しました。

そせて何よりもこれらの困りごとに対して「全てをプラットフォーム的」に解決するのでは無く、断られることに馴れる的」なリテラシーとの両立が必要なのだと実感したワークショップでした。今回のワークショップスタイルを進化させて11月の超福祉展本番に臨みたいと思います。

最新記事

すべて表示

【内容】 ヨガの可能性 遊んで仕事もできるヨガスタジオ ヨガ・ライフへの展開 1.ヨガの可能性 身体性を拡張するためのもう一つの都市施設が「ヨガ・プラス」の提案です。 東洋哲学としての仏教は、身体性実践主義として体系化されているのですが、現代の日本においては、どうしても「宗教=怪しさ」が付き纏い敬遠されてしまいます。 マインドフルネスが持て囃されたのも、禅的要素から、宗教色を削ぎ落としたからではな

【内容】 身体性が失われる都市環境 「身体ルネサンス」スタイルの重要性 「身体ルネサンス」ための生活プラットフォーム 1.身体性が失われる都市環境 これまでの論点を整理すると以下の5点になります。 都市の「脳化社会」化と、無思考社会の弊害 「身体性」を生かした「実践・知覚・学習」こそが、AIとの差異。 身体性の再生には、東洋的な身体性実践主義の見直しが有効 五感、特に触覚的な質感を失った現代都市

【内容】 欧米で拡大する亜―バンファーミング アーバンファーミングの作り方 アーバンファーミングの効用 1.欧米で拡大するアーバンファーミング 身体性を拡張する施設として提案するのが「アーバンファーム」です。 ビルの屋上やベランダを活用した農園なのですが、大都市でも3階以上になると排気ガスの影響も少ないといわれ、パリやニューヨークなど世界の都市で増加中です。 特にパリでは、将来的には100ヘクター

bottom of page