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都市開発にあたって横丁を継承するには、単に景観条例などで規制するだけではなく、建築的

な対応や事業的な対応を施すなどの誘導が必要なのですが、様々な方策で対応可能だと考えま

す。


①まず建築的には防火対策が必要になりますが、6mの道路幅員とコンクリートなどの耐火建築にしてしまえば、横丁独自な風情がなくなってしまいます。

参考事例としては「大阪 法善寺横丁」の事例を活かせば、「連担建物設計制度」により耐火建築にすることを条件に横丁の路地巾を維持することは可能になると考えます。


②次に事業的には防火対策、耐震対策に必要な費用については、「東京駅の丸の内駅舎建て替え」の事例を活かせば、「特例容積率運用地区制度」で道路幅員などの制限によりその場所では活かせない余剰容積を移転・売却などして活用することで解決できると考えます。


③さらに隣接して開発されるビルの低層部については、「日本橋・室町の街並み配慮」の事例を活かせば、表通りのスケール感及び近代的なデザインとは異なる、「ヒューマンスケールで開かれた店構え」で横丁との連続性を保つことが可能だと考えます。

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