先日 オープンAの馬場正尊さんを招いて「街のコンテンツを継承する都市開発研究会」を開きました。
馬場さんの基調講演のタイトルは「都市の欲望の逆転」というものです。
成長社会に対応した都市再開発の「三高主義(高容積、高層、高補助金)」が崩壊し、成熟社会にふさわしい「三低主義、ミクスト・ユース、Walkシフト」が継続的な賑わいづくりに繋がるのだということでした。
よりきめ細かな賑わい手法の事例として、コペンハーゲンの「コーヒースクーター&アウトドアファニチュアー」の奨励施策を挙げられました。
ストリート運営にの民間委託動向です。
この講演を起点にしたデイスカッションでは「土地の価値向上に資する暫定利用」と「ライフアーティストの表現舞台としての横丁価値」などのキーワードが抽出されました。
硬くて巨大な都市開発にクリエイティブや息吹を仕込む方策として有効そうです。
こういった分野の社会実験を是非展開していきたいと思います。
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