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池袋のビジネス潜在力

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2016年3月1日
  • 読了時間: 1分

昨日、街づくり関係者で「池袋のビジネスブランディング」についてディスカッションしました。


池袋は新宿に次ぐ巨大ターミナルで様々な商業集積もあるのですが、これまでオフィス集積としては弱かったのです。

成田空港や羽田空港など広域アクセスが悪いなどイロイロ理由を挙げることはできますが、これからの東京のビジネス環境の充実を考えたときに「極めて伸びシロの有る」街ではないかと思っていました。

そんな中で出てきたのは「生活者」「多様性」「多国籍」「子育て」「起業コンシャス」などのキイワードから生まれた「生活ビジネスR&Dセンター」や「共働きバレー」などのコンセプトです。

池袋に集うスタンダード志向の生活者は、銀座や渋谷などにはないマス&スタンダードな市場のテストマーケティングの場として有効だということと、豊島区が推進する女性・子育て支援と連携することによる「共働きで起業しやすい都市」というのも非常に魅力的なアプローチだと思いました。

池袋は生産者と生活者との融合やワークライフバランス、住みたい街=働きたい街などの時代動向を先取りした先進の働き方が可能な街になるはずです。

池袋のビジネス潜在力を実感できたディスカッションでした。


 
 
 

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