top of page
検索
  • 松岡 一久

次世代の沿線価値向上策②

前回提示した「郊外フィールド&プレイヤーの活用」に加えて、沿線価値向上方策として考えられるモノに「交流力」が考えられます。

人も社会もコミュニティも基本的には変化を嫌います。

昨日と同じ今日の方が安心だし居心地が良いので、放っておくと惰性に安住してしまいがちです。

「移動」は面倒な反面 「出会い・発見」の機会であり、言い換えれば「移動=クリエイティヴ」とも考えられます。

以前T不動産の常務に「田園都市の街なかは全てファミリー対応のモノ・場・サービスで溢れているけれど、駅の上だけは渋谷の風が吹いている。

だから駅上にはヤング&シニアのシングル住居を作ればエリア内住み替えのエンジンになるのだよ」と言われたことを思い出します。

これは「住機能」についての「交流力の効用」ですが、働機能や遊機能についても同様の展開が可能なのではないでしょうか?これまでは目的地への「移動の手段&時間&空間」でしかなかった「鉄道」が人の思考とライフスタイルをクリエイティヴに活性化するための「環境」として捉えられると、全く違った価値と効用が期待できると思います。


最新記事

すべて表示

【内容】 消費経済ルールではない関係性づくり 静脈系の価値提供で「半分になった世界を取り戻す」 身体系プラットフォームで、都市も社会も変わる 1.消費経済ルールではない関係性づくり 都市の街並みは美しくなったのですが、その反面、道端の屋台はそのほとんどが取り締まられて姿を消してしまいました。 路上ライブ・ストリートダンスや大道芸などのパフォーマンス行為は規制の対象となり、予め設定されたスペースでの

【内容】 ヨガの可能性 遊んで仕事もできるヨガスタジオ ヨガ・ライフへの展開 1.ヨガの可能性 身体性を拡張するためのもう一つの都市施設が「ヨガ・プラス」の提案です。 東洋哲学としての仏教は、身体性実践主義として体系化されているのですが、現代の日本においては、どうしても「宗教=怪しさ」が付き纏い敬遠されてしまいます。 マインドフルネスが持て囃されたのも、禅的要素から、宗教色を削ぎ落としたからではな

【内容】 身体性が失われる都市環境 「身体ルネサンス」スタイルの重要性 「身体ルネサンス」ための生活プラットフォーム 1.身体性が失われる都市環境 これまでの論点を整理すると以下の5点になります。 都市の「脳化社会」化と、無思考社会の弊害 「身体性」を生かした「実践・知覚・学習」こそが、AIとの差異。 身体性の再生には、東洋的な身体性実践主義の見直しが有効 五感、特に触覚的な質感を失った現代都市

bottom of page