top of page
検索
執筆者の写真松岡 一久

稲城 「くらすクラス」開校

昨日、稲城長沼駅前に「くらすクラス」が開校しました。


これはJR南武線の高架下活用事業として2年あまりお手伝いしてきたプロジェクトです。

高架下を中心に稲城の街全体をフィールドに「こどもも大人も混ざって遊び、学び、表現する」をテーマにしたコミュニティ活動を支援する仕組みを作ってきた、所謂「エリアマネジメント・プロジェクト」です。

地元の市民団体を主体にしてJR東日本がバックアップしていくというこれまでに無い形態で進めてきました。

高架下の「くらす広場」は友人のRAAS岩本さんに基本設計をお願いし、レースのような穴あきフレームに囲われた居心地の良い広場が出来上がりました。

その隣には少し趣が異なりますが「ガンダム&ザク」の立像を備えた稲城市の観光発信拠点があります。

昨日、今日の開業イベントには本当にたくさんに人たちで賑わいました。

昨日のガンダム関連のイベントに集まったマニアの多さもさることながら、今日の「くらす市」と題したマルシェには本当に個性的な15店舗が軒を連ね、絵本の読み聞かせやライブなどと相まって「穏やかな賑わい」に包まれました。

たくさんの家族連れで賑わい、お母さん同士、こども同士がここで出会う様子は、理事メンバーが提唱していた「街の縁側」として機能していました。

たくさんのスタッフやボランティアが自分の家族や友人を誇らしげに案内してくれていたのも非常に嬉しい風景でした。

まだまだヨチヨチ歩きの活動ですが、「稲城の街のシビックプライド・インフラ」としての第一歩を踏み出した実感を得られた2日間でした。


最新記事

すべて表示

今 なぜ「道の駅」なのか? シン道の駅 ①

【内容】 登録件数1200ヵ所を突破したヒット施策 進化する道の駅 「道の駅」のあり方検討     1.登録件数1200ヵ所を突破したヒット施策 郊外の幹線道路をいくと、よく見かけるようになったのが「道の駅」です。 「道の駅」とは一般道路に整備された「高速道路のサービスエリ...

プロジェクト推進の未来 ベクトル・メイク ⑩

【内容】 都市開発プロジェクトの手順 未来に踏み出す 都市開発の成功とは       1.都市開発プロジェクトの手順 都市開発関係の仕事に就いて30年余りになりますが、以前から疑問に思っていたことがあります。 それは「どうして何度も、何度も、計画を作り直す手戻りが起こるのか...

ストーリー化 ベクトル・メイク ⑨

【内容】 ワークショップの熱狂と限界 ストーリーとして組み立てる 企業連携で外圧を活用する     1.ワークショップの熱狂と限界 前述した通り、 ワークショップは、適切なファシリテーションによって、心理的安全性が確保された「前向きな場」が醸成されると、一種の熱気を帯びてき...

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page