top of page
検索
  • 執筆者の写真松岡 一久

地方創生の鍵は東京にあり

昨日、大手戦略コンサルティング会社の知人と食事しました。


どちらかというとドライな社風の中で「都市イノベーション」という部門をウェットに進めている人です。

複数の地方創生プロジェクトの案件を手がける敏腕コンサルテントの彼が、地方を再生する道筋としての「継続的なエコシステム(経済循環)」を考える時「その街単独では限界があるのではないか?」を感じているそうです。

なんらかの形で「他のエリア」との連携、もっと具体的には東京との連携が必要ではないかということです。

別に東京からのマス観光集客に依存するというだけではなく、誤解を恐れずに言うと「東京の魅力を拡張するサテライトとしての地方都市としてのあり方」を考えるということではないかと思います。

例えば自転車であれば従来のようにわが街主催で自転車競技大会を開催して集客するというよりも、東京の特定のサイクルコミュニティ及びそれをサポートするサイクルメーカーと連携して「わが街&東京でのタイアップサイクルイベント」に仕立てて「テーマコミュニティの交流人口を増やす」という考え方です。

ですから、「ミニ東京的」な街づくりではなく、東京のテーマコミュニテイとの連携を念頭にその街の個性を際立たせていく施策が必要になります。

その点で最近話題になっている「車で走りにくく手間を楽しませよう」とする京都の施策などは好例だと思います。

京都では外資系ホテルが寺院の塔頭を「ハナレ」的に活用する例もでてきているようです。

さらに一つの街だけでは魅力(訴求力)が弱い時には近隣の街との連携による魅力強化も有効になっていくのではないでしょうか?

これまで「まちづくり」というと「わが街の自画自賛&自前完結主義」だったことから脱却する「マーケット感覚」が必要だということです。

年初めから非常に気づきの多い会食であり、彼が手がける案件に期待できるなと実感した会食でした。


最新記事

すべて表示

【内容】 提供価値のアップデート 事業構造のアップデート 顧客接点プラットフォームの構造 1.提供価値のアップデート 従来の商業施設は、ショッピングセンターと呼ばれ、「モノを買う楽しみ」で人を集めていました。 休日のレジャーの一つがショッピングでした。 できるだけ沢山の商品を揃え、フードコートやカフェなど滞留を促す快適環境を整える事によって、「購買機会」という価値をワンストップで提供してきたのです

【内容】 AR実践例での検討 ユーザーの「ハマるマインド」の必要性 フックとしてのリアル・アイコンの必要性 1.AR実践例での検討 私たちの研究会で、AR関係企業などの実践者を招き、現状でのARコンテンツの実践例で、その可能性を検討した事があります。 飲み屋横丁の事例:飲み屋横丁を舞台にして、路地を歩いていると、お上さんの声がけやおすすめメニューなどが、表現される映像です。 リアルで店内を覗くのは

【内容】 1.裏ショップの可能性 2.リアルを起点にしたイメージ拡張 1.裏ショップの可能性 AR技術を活用すれば、「リアル店舗はどのように魅力化できるのか?」について、(株)エイベックスでプロデューサーを務める中前省吾氏に伺ったことがあります。 彼は「アンダーグラウンド東京」というコンセプトで、「多彩な裏ショップ」を説明してくれました。 100円ショップの裏では、100万円以上の高級品を販売する

bottom of page