top of page
検索
  • 松岡 一久

都市づくりにおけるダイバーシティの有効性

更新日:2018年2月5日

昨日、渋谷ヒカリエで「趙福祉展関連シンポジウム」を開催しました。


経産省の梶川氏、渋谷区の澤田副区長ほか豪華な顔ぶれの登壇者におみえいただき3時間でも全然足りなかったのですが、当初想定していた結論「超高齢社会は超人材不足社会でもあるので、成年男子をフルタイムで囲いこむリクルーティングコストよりも、様々な制約のある社員を柔軟に雇用する方が、企業経営上も優位に働くのではないか?」という(コスト削減視点からの)仮説ではなく、東大生含めて大企業に行く人たちの就職スタンスが「寄らば大樹の影」ということではなく「ワンポイント・オプション」であるということで、転職・流動性を前提とした選択である、という田村大さんの指摘を元に考察すると、そんな優秀人材のマグネットとなるには「企業自身が外との関係性を備えたオプションのHUB」となる方が優位だし、その企業が集まるオフィスやビジネスセンター・都市も「多様なオプションとの関係性を持った仕組み」でないといけないという視点でした。

ダイバーシティという考え方が「単に良いこと」ではなく「多様なオプション状態」としての必要性と有効性とに行き着くのだという結論になり、非常に腹落ちしたディスカッションでした。

11月28日にはこの考え方をさらに進めたディスカッションを開催したいと考えています。


最新記事

すべて表示

【内容】 ヨガの可能性 遊んで仕事もできるヨガスタジオ ヨガ・ライフへの展開 1.ヨガの可能性 身体性を拡張するためのもう一つの都市施設が「ヨガ・プラス」の提案です。 東洋哲学としての仏教は、身体性実践主義として体系化されているのですが、現代の日本においては、どうしても「宗教=怪しさ」が付き纏い敬遠されてしまいます。 マインドフルネスが持て囃されたのも、禅的要素から、宗教色を削ぎ落としたからではな

【内容】 身体性が失われる都市環境 「身体ルネサンス」スタイルの重要性 「身体ルネサンス」ための生活プラットフォーム 1.身体性が失われる都市環境 これまでの論点を整理すると以下の5点になります。 都市の「脳化社会」化と、無思考社会の弊害 「身体性」を生かした「実践・知覚・学習」こそが、AIとの差異。 身体性の再生には、東洋的な身体性実践主義の見直しが有効 五感、特に触覚的な質感を失った現代都市

【内容】 欧米で拡大する亜―バンファーミング アーバンファーミングの作り方 アーバンファーミングの効用 1.欧米で拡大するアーバンファーミング 身体性を拡張する施設として提案するのが「アーバンファーム」です。 ビルの屋上やベランダを活用した農園なのですが、大都市でも3階以上になると排気ガスの影響も少ないといわれ、パリやニューヨークなど世界の都市で増加中です。 特にパリでは、将来的には100ヘクター

bottom of page