top of page
検索

FIACS 軽井沢プロジェクトの提案

執筆者の写真: 松岡 一久松岡 一久

先週の国際文化都市整備機構(FIACS)設立記念フォーラムで、私たちが考えるモデル事業として「軽井沢夏季大学院大学」の提案をしました。


これは単に軽井沢駅前に大学院大学を創るといった事ではなく、軽井沢であれば教えに行っても良いという「クリエイティブな講師陣」と「合宿形式での共有体験」とによって「業種などの枠を超えた質の高い知的コミュニティ」を構築しようというものです。

そこから得られる効用としては、単に授業料収入による事業収益だけでなく、そのコミュニティ自身が価値になってくるのではないかと想定しています。

質の高いコミュニティは「東京都心の大型複合都市開発の軽井沢サテライト」として位置づけられて機能するかもしれませんし、「様々な課題に対するシンクタンク」と成る可能性もあります。

さらに「軽井沢夏季大学院大学」がブランド化すれば、知財収入や施設周辺のコンドミニアム開発などにつながる事も想定されます。

FIACSではこのように「開発」に伴う収益の可能性を多元的に検討していきたいと考えています。

地方創生のツールになるかもしれないと感じさせるモデルプロジェクトでした。


最新記事

すべて表示

コリビングの課題 コリビング ④

コリビングの事業構造 「緩やかな隣人関係」づくり コミュニティ運営     1.コリビングの事業構造 コリビングは個室をできるだけコンパクトにして、共用のリビング・キッチン・ワークスペースを備える構造になっています。 ですから一般の賃貸マンションで備えられる水回りを極力抑え...

コリビングの前提 コリビング ③

【内容】 団地「標準設計」の功罪 シェアハウスの台頭 次世代シェアハウスとしてのコリビング     コリビングが生まれた背景と前提を明らかにする為、集合住宅の変遷にも触れたいと思います。 1.団地「標準設計」の功罪 昭和30年代から40年代にかけて、都市部で働く地方出身の中...

コリビングとは何か? コリビング ②

【内容】 ホテルとマンションとの中間領域の可能性 コリビングとシェアハウスとの違い コワーキングスペースの充実     1.ホテルとマンションとの中間領域の可能性 コリビングの特性を明らかにするために、ホテルとマンションとの違いから整理していきましょう。...

Comentários


Os comentários foram desativados.
bottom of page