6月23日に開催されたFIACSフォーラムで提案されたモデルプロジェクトの3番目は「築地市場跡の再開発」についてでした。
六本木ヒルズの2倍という都心最後の大型複合都市開発であると同時に、銀座とビッグサイトそれに隅田川の交差点にあたり「インバウンド政策の要」になる場所です。
東京スカイツリーのソフトプロデュースをした博報堂の小林洋志氏とカドカワのウォーカー総研理事長の玉置泰紀氏のコンビがプレゼンしたのは、「次世代のブロードウエイになるような街づくり」でした。
FIACS会員に松竹、カドカワ(ドワンゴ)、アソビシステムなどライブエンタテイメント企業が名を連ねている事と、日本がアジアにおいて突出したエンタメ市場規模(中国の3倍)を備える事を生かして、既存の舞台にITインフラで演出拡張したスマートシアター・コンプレクス化することで、日本のライブエンタメを核にアジアのライブビジネスの取引市場になるような「ライブエンタメ産業都心」を創りたいと言う事です。
スマートシアターで提供されるライブエンタメ・パッケージにアジア企業のスポンサーがつけば面白い展開になるという可能性を感じさせる提案でした。
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