top of page
検索

FIACS 築地プロジェクトの提案

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2016年6月30日
  • 読了時間: 1分

更新日:2018年2月6日

6月23日に開催されたFIACSフォーラムで提案されたモデルプロジェクトの3番目は「築地市場跡の再開発」についてでした。


六本木ヒルズの2倍という都心最後の大型複合都市開発であると同時に、銀座とビッグサイトそれに隅田川の交差点にあたり「インバウンド政策の要」になる場所です。

東京スカイツリーのソフトプロデュースをした博報堂の小林洋志氏とカドカワのウォーカー総研理事長の玉置泰紀氏のコンビがプレゼンしたのは、「次世代のブロードウエイになるような街づくり」でした。

FIACS会員に松竹、カドカワ(ドワンゴ)、アソビシステムなどライブエンタテイメント企業が名を連ねている事と、日本がアジアにおいて突出したエンタメ市場規模(中国の3倍)を備える事を生かして、既存の舞台にITインフラで演出拡張したスマートシアター・コンプレクス化することで、日本のライブエンタメを核にアジアのライブビジネスの取引市場になるような「ライブエンタメ産業都心」を創りたいと言う事です。

スマートシアターで提供されるライブエンタメ・パッケージにアジア企業のスポンサーがつけば面白い展開になるという可能性を感じさせる提案でした。


 
 
 

最新記事

すべて表示
共体験研究の変遷 共体験デザイン ③

【内容】 第1章 共体験研究の萌芽と概念の確立 第2章 共体験の社会的接合と都市研究への展開 第3章 共体験の測定・検証と都市開発への統合   第1章 共体験研究の萌芽と概念の確立 都市開発における「共体験」の研究は、1960年代から80年代にかけて、公共空間における人々の行動観察から始まりました。 ウィリアム・ホワイトの『The Social Life of Small Urban Spaces

 
 
 
共体験の定義 共体験デザイン ②

【内容】 第1章 「共体験」とは何か 第2章 都市開発における共体験の広がり 第3章 都市開発での実践方法   第1章 「共体験」とは何か 「共体験(Co-experience)」とは、複数の人が同じ時間や場所で体験を分かち合い、その中で互いに感情や意味を育てていくことを指します。 例えば、一人で食事をするのと、友人や家族と一緒に食事をするのとでは、同じ料理でも感じ方が違います。 それは、周りの人

 
 
 
今なぜ 共体験なのか? 共体験デザイン ①

【内容】 第1章 社会的背景と都市における共体験の必要性 第2章 経済的・技術的背景からみる共体験デザインの価値 第3章 多様性・実務性を踏まえた都市開発の新たなインフラ     第1章 社会的背景と都市における共体験の必要性 現代の都市は、人の数こそ多いものの、匿名性が強まり個人は孤立しがちです。 都市生活者の多くは、道を行き交う群衆の中で互いに接触することなく、ただ通過していく日常を過ごしてい

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page