top of page
検索
  • 執筆者の写真松岡 一久

FIACS 築地プロジェクトの提案

更新日:2018年2月5日

6月23日に開催されたFIACSフォーラムで提案されたモデルプロジェクトの3番目は「築地市場跡の再開発」についてでした。


六本木ヒルズの2倍という都心最後の大型複合都市開発であると同時に、銀座とビッグサイトそれに隅田川の交差点にあたり「インバウンド政策の要」になる場所です。

東京スカイツリーのソフトプロデュースをした博報堂の小林洋志氏とカドカワのウォーカー総研理事長の玉置泰紀氏のコンビがプレゼンしたのは、「次世代のブロードウエイになるような街づくり」でした。

FIACS会員に松竹、カドカワ(ドワンゴ)、アソビシステムなどライブエンタテイメント企業が名を連ねている事と、日本がアジアにおいて突出したエンタメ市場規模(中国の3倍)を備える事を生かして、既存の舞台にITインフラで演出拡張したスマートシアター・コンプレクス化することで、日本のライブエンタメを核にアジアのライブビジネスの取引市場になるような「ライブエンタメ産業都心」を創りたいと言う事です。

スマートシアターで提供されるライブエンタメ・パッケージにアジア企業のスポンサーがつけば面白い展開になるという可能性を感じさせる提案でした。


最新記事

すべて表示

【内容】 1.提灯への名入れだけではダメ 2.ソフトバンクホークスのスポンサード事例 3.地縁+テーマによる企業の巻き込み 1.提灯への名入れだけではダメ お祭りへの企業協賛と言えば「提灯への名入れ」が一般的ですが、その理由は、「いままでが、こうだったから」のようです。 「地域の人たちの、地域の人たちによる、地域の人たちのためのお祭り」だった時代には、地域の一員として企業も負担してきたのでしょうが

【内容】 1.墨田区立川3丁目の奇跡 2.地域の再構築 3.「初心者1st」で組み上げ直す 1.墨田区立川3丁目の奇跡 廃れた「お祭り」を、「子ども」をきっかけにして復活させた事例があります。 20年以上前は、神輿の担ぎ手は同好会頼り、盆踊りは高齢者のカラオケ大会になってしまい、新しい担い手が寄り付かなかった「立川3丁目の夏祭り」は、地元の久保田健一さんの奮闘を中心に、蘇りました。 神輿の担ぎ手を

【内容】 1.これまでの振り返り 2.お祭りの構造を再考する 3.お祭りアップデートの方向性 1.これまでの振り返り ①全国に30万あるといわれる日本の「お祭り」は、2016年「山・鉾・屋台行事」,2021年「来訪神:仮面・仮装の神々」として、ユネスコ登録され注目を浴びます。華やかで参加性もあり、インバウンドにも人気な一方で、担い手不足などで、消滅の危機に瀕した祭りが多い状況です。 ②お祭りとは、

bottom of page