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インバウンド&アウトバウンド

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2016年10月7日
  • 読了時間: 1分

先日、慶応大学大学院メディアデザイン研究科の中村伊知哉教授とお話しする機会がありました。


基本的にはご相談している「エンタテイメントホールの事業化に向けての検討」だったのですが、その中で「インバウンドとアウトバウンドとは繋げて考えるべきだ」と仰いました。

アニメや和食などを世界中に輸出するためにヤミクモにビジネスフェアや拠点をばらまいていくよりも、むしろキーマンに来日体験してもらったり、訪日のお客様にキチッと「上級の体験」をしてもらって、繋がったまま現地に帰ったその人を起点に広めてもらう方が効果的だということです。

例として「機動戦士ガンダムのガンプラは海外での売り上げが8割近くになるけれど、何十万円もする高額商品が国内でしか売らない」、とかディープなライブや東京で開催して台北や香港でライブビューイング公演を行うといった感じです。

とにかく国内に求心力を持たせてインバウンドも強化して、それをアウトバウンドに循環させるような考え方をされています。

なんとなく新鮮かつ説得力のあるお話でした。


 
 
 

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