top of page
検索
  • 執筆者の写真松岡 一久

経営センスと論理

先日、ある研究会に一橋大学大学院国際企業戦略研究科の楠木建氏に登壇いただきました。


「ストーリーとしての競争戦略」の著者として有名な先生です。

「都市開発にどれ位参考になるかわからないけれど。。」という前提で「担当者ではなく経営者」「スキルではなくセンス」という視点でスキル全盛の風潮に対してセンスの必要性を解かれ、「部分最適ではなく全体観の重要性」「競争戦略とは競合他社との違いを作ること」「ストーリーとしての競争戦略とは、違いを作って【つなげる】こと」だとおっしゃっていました。

センスをもって「ストーリー」を構想していくときに「良し悪しではなく好き嫌い=インサイドアウト(本性と意志)」が不可欠だということです。

そのインサイドアウトは非合理的であることが多いけれど、それがプロジェクトのオリジナリティにつながる訳です。

都市開発ビジネスにひいて検討してみると「誰が/なぜ/何の為に/開発を推進するか?」が「何を作るか?」を考える前に必要だということだと思いました。

街づくりへの提案として「出来る事を増やしていく潮流の中で,あえて意志を持って出来ない事を仕掛けていく発想も有効だ」などのコメントもいただき非常に刺激的な講演でした。


最新記事

すべて表示

今 なぜ駅のアップデートが必要なのか? シン駅3.0 ①

【内容】 コロナ禍で転換したライフスタイル 2030年予想の10年前倒し 駅でも人手不足 1.コロナ禍で転換したライフスタイル 2023年度の大手私鉄各社の鉄道事業は、コロナ禍の危機を脱したものの、旅客者数は2019年度比で80%台前半に落ち着いています。 九州や関西、中京圏の旅客者数が、コロナ前比で80%後半まで回復しているのに比べ、首都圏各社の回復が鈍く、特に東京メトロは、78.6パーセントに

文化観光のミライ シン文化観光⑩

【内容】 XRによる近未来の文化観光体験 関係人口増大の経済価値 次世代の町衆「ソシオ」づくり 1.XRによる近未来の文化観光体験 2030年頃には、AR グラスなどのデバイスを実装して、文化観光を楽しむスタイルが普及すると考えます。 そうなると、既存のリアルな街並みや施設を活用して、デジタル上に多彩なコンテンツを上書きしていけるようになります。 街を歩きながら、神社仏閣や文化財の多言語での解説や

方策3 コミュニティによる体験アップデート シン文化観光 ⑨

【内容】 佐渡「鬼太鼓」ステイ 「体験」のゴール 日本文化の「修行体験」 1.佐渡の「鬼太鼓」ステイ 「鬼太鼓」とは、新潟・佐渡の120もの地区で伝承されている伝統芸能です。 鈴木涼太郎氏を中心としたグループでは、2009年から毎年 神奈川県の大学生が参加する芸能体験プログラムを実施していました。 夏休みの約1週間に佐渡に滞在し、地区に伝わる鬼太鼓を学び、芸能祭の本番で披露するというもので、束の間

コメント


コメント機能がオフになっています。
bottom of page