top of page
検索

コミュニティを超えたムーブメントへ

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2016年12月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2018年2月5日

昨日、弊社が関わっているプロジェクトでグリーンズ副編集長の小野さんにお話を伺いました。


テーマは「良い事コミュニティを超えて」というもので、最近各地で生まれる「学び」などをテーマにした知縁コミュニティをタコ壷化させないで、生き生きと運営させていくにはどのような工夫が必要か?をお聞きしたかったのです。

第一段階の同好の人溜り、第二段階の楽しい学び場、第三段階のプロジェクト化、第四段階の継続モデル化があり、それぞれにサポートが必要だと言われました。

「一石N鳥のポジショニング」や「巻き込むスタンスよりもイジられスタンス」などいろいろなキーワードを頂きましたが「好きな事、成果の為に集っているのだから、限られたリソースを有効化する為に、その運営はできる限り合理化すべき」という見識は小野さんならではだと思いました。

その為にはKPI(定量目標)を想定する事を習慣化し、期間限定で試行してみて、ダメだったら止める決断をするサイクルが不可欠だと言われました。

みんなが好意と善意で集まるコミュニティだからこそ必要な仕組で、これが無いと「せっかく始めたので止めるのがモッタいない事」がドンドンと増えていってしまいます。

さすがの指摘でした。「みんなで良い事をしていこうという活動」だからこそ的確なソーシャルマネジメントが必要だという事ですね。


 
 
 

最新記事

すべて表示
方策1 シェアリング・プラットフォーム ネオ生業の時代 ⑦

【内容】 第一要件としてのシェアリング シェアリングの有効性 シェアリングの活用事例     1.第一要件としてのシェアリング ネオ生業は「遊び仕事」ですから、収益性は高くなく、通常の商業施設のテナント賃料を払えるわけがありません。...

 
 
 
基本方針 ネオ生業の時代 ⑥

【内容】 これまでの論点整理 プラットフォームの重要性と特性 ネオ生業プラットフォームの3方策     1.これまでの論点整理 組織社会の仕組みがますます巨大化・複雑化する中で、昔ながらの地縁も、昭和的な社縁もなくなり、根なし草状態の都市住民。...

 
 
 
推進のための課題 ネオ生業の時代 ⑤

「後ろめたさ」からの卒業 「日本的な謙虚さ」からの卒業 ベンチマークとしての「キッチンカープラットフォーム」     1.「後ろめたさ」からの卒業 日本人が副業としてネオ生業を始めるのに後ろめたさを感じる理由は、主に企業文化や社会的な価値観に根ざしています。...

 
 
 

Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.
bottom of page