top of page
検索

コンセプト幻想 そしてコ・クリエイションの必要性

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2017年3月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2018年2月5日

最近 様々な複合都市開発の基本構想で「コンセプト」策定の依頼を受けます。


ご相談を受ける時にいろいろヒヤリングしてみると「建物の設計はドンドン進んでいくけれど、お店やオフィスなど中身の方向性が迷走している」ということが殆どでした。

従来の都市開発では市場調査で浮かび上がるターゲットを基に「コンセプト」などで基本方針を示せば、その方針でプロジェクトがまとまって前進していました。

それが超成熟社会で市場が見えにくくなっている上にグーグルで検索すれば可否どちらの情報でも揃える事が出来るようになって、さまざまな方向性が選択肢として検討可能になってきているのです。

つまり「市場調査を基にしたコンセプトでは信用も推進も出来ない」状況なので、従来型コンセプトにすがる事ができなくなってきた訳です。

そんな時に私たちからは「コ・クリエイション」プロセスを提案します。

プロジェクトチーム+外部ブレーンでのワークショップなのですが、最初にこのステップで自分たちは「何をしたいのか?」についての方向性を共有すると比較的スムーズに構想策定が可能になります。

正解がない時代になって「この先どうなるのか?」ばかりを気にしていても埒が明かなず「自分たちはどうしたいのか?」を見極めた上で、その実現の為には何が必要なのか?リスクを低減するにはどうすれば良いのか?などを検討しいくプロセスが必要なようです。


 
 
 

最新記事

すべて表示
事業価値 マインド・メイキング ⑨ -「共感」を経済のエンジンに変える都市開発モデル-

【内容】 第1章 共感を中心に据えた新しい経済構造へ 第2章 3つの収益ドライバー:会員・推し活・ブランド価値 第3章 共感が循環する持続型都市経済モデルへ   第1章 共感を中心に据えた新しい経済構造へ これまでの都市開発は、テナント収益や物販売上など、従来型の商業収益を基盤としてきました。しかし、成熟社会において人々の消費行動は大きく変化しています。 物やサービスを「便利だから」「安いから」で

 
 
 
方策3:時間プログラムの設計思想:マインド・メイキング ⑧ - 季節とともに生きる都市のリズム -

【内容】 第1章 時間の流れをデザインするという発想 第2章 季節と共に育つプログラムの仕組み 第3章 「再来訪」が生み出す都市の持続可能性     第1章 時間の流れをデザインするという発想 マインド・メイキングの考え方では、建物や空間の形だけでなく、「時間の流れ」そのものをデザインすることが大切だと考えます。 都市や施設は、一度完成したら終わりではなく、人々が訪れ、過ごし、また戻ってくることで

 
 
 
方策2:体験導線の設計 マインド・メイキング ⑦ -「気づき→学ぶ→行動→推す」が生み出す共感の循環-

【内容】 第1章 体験を通じて理念を“生きた価値”にする 第2章 「気づき→学ぶ→行動→推す」の四段階の意味 第3章 共感の循環が生み出す都市の新しい力     第1章 体験を通じて理念を“生きた価値”にする 現代の都市や施設では、どれほど立派な理念を掲げても、人々の心に届かないことがあります。 その理由は、理念が「読むもの」や「見るもの」にとどまり、実際に“体験する”形に変換されていないからです

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page