top of page
検索
  • 執筆者の写真admin

Office as a Service(OaaS)の時代 3


具体的イメージ⑵ ワークプレイス・マネジメント


Oaa Sがさらに進化すれば、第二ステージとしてクリエイティブワークの質的向上をマネジメントできるようになると考えます。行動及び生体に関するセンシングデータをもとにクリエイティブワークの「inputおよびoutput環境」をそれぞれ「深化・拡張できる仕掛け」に最適マッチングしていくことが検討可能です。共用の会議ミーティングスペースでのデータ検証を元にイノベーション誘発に有効な「視野拡張」のための「変化・寛容」を促す「舞台・仕掛け」との関係を解析し、科学的根拠をもとにクリエイティブワークの質的向上を実現するマネジメントを実施していきます。そのノウハウを基に各テナント企業のワークプレイス全体に実装・運営し、入居企業の価値向上に貢献するのです。


このように⑴人・スペースの共用・効率化 ⑵ワークプレイス・マネジメントの2ステージの Oaa Sを事業化することにより、オフィスビル事業は単なる床貸し業からクリエイティブ・プラットフォーム業に転換するのです。


最新記事

すべて表示

コミュニティの特性・構造 共創から競創へ ③

【内容】 コミュニティづくりのポイント コミュニティの事業構造 継続の仕組み 1.コミュニティづくりのポイント 成熟ニッポンにおいては、ビジネス的にもメリットの多い「コミュニティ」ですが、主体的に運営するにはどのようなポイントがあるのでしょうか。 コミュニティ・マーケティングでは下記のような留意点が挙げられています。 初めは少人数でスタート コミュニティの目的をはっきりさせる。 参加者に当事者意識

コミュニティの有効性 共創から競創へ ②

【内容】 成熟社会におけるモチベーション 「私たちごと」づくりの必要性 コミュニティをつくるビジネスメリット 1.成熟社会におけるモチベーション コミュニティの有効性について、主にビジネス視点から整理します。 成熟ニッポンは、「失われた30年」と揶揄され、GDPは560兆円辺りを推移し、デフレが続き、給料も上がらない状況です。 高度成長期のように「3種の神器」やマイホームを買うために、モーレツに働

「コミュニティ」への期待 「共創」から「競創」へ ①

【内容】 「コミュニティ」の現在地 「コミュニティ」の変遷 「コミュニティ」ニーズの背景 1.「コミュニティ」の現在地 「コミュニティ」という言葉が、氾濫しています。 「地域」コミュニティ、「ファン」コミュニティ、「オンライン」コミュニティ、「コミュニティ」マーケティングetc. 本来は「特定地域の住民による相互扶助集団」を表す言葉として使用されていましたが、地域を超え、リアル空間を超えて使用され

bottom of page