top of page
検索
  • 執筆者の写真松岡 一久

企業コラボレーションの可能性と課題

最近 企業同士のコラボレーションを支援するような業務を依頼されることが多くなりました。

企業が単独ではなかなか進まないイノベーションを他社と協働することで推進できないか?という狙いのようです。

確かに複合都市開発をディベロッパーと設計事務所、ゼネコンなど建設系の人間ばかりで進めることの限界を皆さん感じでいるようです。

あるコラボプロジェクトで都市内モビリティに関して自動運転を前提に考えると、単なる移動支援ではなく「自分好みのヒト、コト、ミセ」との出会いを支援するツールになるのではないかというインサイトを得る事ができました。

このように非建設系のメーカーやコンテンツ企業とのコラボレーションは非常に有意義な部分があるのですが、一方で業界の文化が異なるため事業化スタンスや用語、言語そのものが違い、お互いの意思の疎通を図るために非常に苦労します。

さらには企業同士がコラボを始めるには「そもそも何故その会社とコラボしなければいけないのか?」などの社内調整の手間も大変ですし、何よりの日常業務で忙しいのに「その上さらにコラボ業務を推進していく」ことに非常な抵抗があるようです。

私たちに求められるのはこのような「意義付け」「論点すり合わせ」「手間省き」「成果見える化」などによるコラボレーションの推進です。

お互いに大企業で有れば有るほどそれぞれ腰が引けてしまうので、間に大きな溝ができてしまいます。

私たちは「善意の第三者」としてお互いの領域に踏み込んで、論点と意欲とを引き出して噛み合わせていく「連結ギア」の役割が一番大きいのかも知れません。

何れにしても日々の試行錯誤の中で可能性を課題とを実感しています。


最新記事

すべて表示

シェアオフィスのメリット・デメリット シンシェアオフィス ④

【内容】 シェアオフィスの特徴 シェアオフィスのメリット シェアオフィスのデメリット 1.シェアオフィスの特徴 シェアオフィスとは、オフィスフロアを複数の事業者で利用できるオフィスであると定義されます。 その特徴は、戸建て住宅と集合住宅との比較で考えるとわかりやすいと思います。 自分で住宅を建てるのであれば、自由に設計・利用できる反面、大きな出費になりコストバランスを考えると郊外に場所を求めざるを

オフィスの歴史とシェアオフィス シンシェアオフィス ③

【内容】 オフィスの量的拡大 オフィスワークの質的変化 テレワークの定着とシェアオフィスの有効性 1.オフィスの量的拡大 戦後日本の産業構造は経済成長とともに、第一次産業から第二次産業、そして第三次産業へとシフトしてきました。 産業構造のシフトに加えて、都心部の産業集積、地方からの人口流入や女性の社会進出などが相まって、オフィスワーカーは増加の一途を辿ってきました。 そしてその受け皿としてのオフィ

シェアオフィスとは シン・シェアオフィス ②

【内容】 シェアオフィスの定義 シェアオフィスの主な種類 米国WeWork破綻の教訓 1.シェアオフィスの定義 シェアオフィスとは、一つのオフィスフロアを、複数の事業者が共同で利用するオフィスのことを指します。 レンタルオフィス、サービスオフィス、コワーキングオフィス、サテライトオフィスなど様々な呼称があります。 アクセスの良い都心の立地が多く、広々としたフロアを複数の事業者で共有しています。 会

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page