top of page
検索
  • 執筆者の写真松岡 一久

サブスプリクション・シティ?

更新日:2018年2月5日

最近「サブスプリクション・ビジネスの台頭」についての話題をよく耳にします。

分かりやすく言うと「定期購入制」になりますが、従来の音楽・動画、ソフトウエア、新聞・雑誌・書籍、クラウドなどのデジタル関連サービスだけでなく、洋服・靴、化粧品、自動車・航空機、ランチ・カフェ、スポーツジム・子供の習い事などのリアル分野にも広がってきています。

「モノの所有からサービス利用へ」「初期コストの低減」「いろいろお試ししたい」などの生活者ニーズと、「顧客囲い込み」「売り切りではなく安定収益」「詳細な顧客データを基にした購入代行化」「囲い込んだ顧客へのプロモーション・プラットフォーム化」などの事業者メリットなどから急速に広がってきているといいます。

この辺りのサービスが過激化してくると「その街の居住者あるいは就業者に対するワンストップ・サービス」なども出てきそうですね(日常生活関連サービス一式30万円?) さしづめサブスプリクション・シティって感じですね。

日常生活品はいろいろ選択しているようでもそれほど選択の幅は広くないようですし、最新のサービスではディスカバー機能(何が届くかわからないお楽しみ機能)もあって結構有効かもしれません。

その上で本当にこだわるモノを見極めるもの良いですね。

サブスプリクションの可否が自分の生活文化の可否を見極める基準になるかもしれないと実感した次第です(ちょっと受け入れたくない感情はありますが。。。?)


最新記事

すべて表示

【内容】 1.提灯への名入れだけではダメ 2.ソフトバンクホークスのスポンサード事例 3.地縁+テーマによる企業の巻き込み 1.提灯への名入れだけではダメ お祭りへの企業協賛と言えば「提灯への名入れ」が一般的ですが、その理由は、「いままでが、こうだったから」のようです。 「地域の人たちの、地域の人たちによる、地域の人たちのためのお祭り」だった時代には、地域の一員として企業も負担してきたのでしょうが

【内容】 1.墨田区立川3丁目の奇跡 2.地域の再構築 3.「初心者1st」で組み上げ直す 1.墨田区立川3丁目の奇跡 廃れた「お祭り」を、「子ども」をきっかけにして復活させた事例があります。 20年以上前は、神輿の担ぎ手は同好会頼り、盆踊りは高齢者のカラオケ大会になってしまい、新しい担い手が寄り付かなかった「立川3丁目の夏祭り」は、地元の久保田健一さんの奮闘を中心に、蘇りました。 神輿の担ぎ手を

【内容】 1.これまでの振り返り 2.お祭りの構造を再考する 3.お祭りアップデートの方向性 1.これまでの振り返り ①全国に30万あるといわれる日本の「お祭り」は、2016年「山・鉾・屋台行事」,2021年「来訪神:仮面・仮装の神々」として、ユネスコ登録され注目を浴びます。華やかで参加性もあり、インバウンドにも人気な一方で、担い手不足などで、消滅の危機に瀕した祭りが多い状況です。 ②お祭りとは、

bottom of page