検索
  • 松岡 一久

スタートアップ?ソリューション?

リパブリックの内田さん達とお話しする機会がありました。


田村さんと一緒に福岡市や広島県、最近は大阪府からの依頼を受けて「イノベーション人材の育成プログラム」を推進している人たちです。

「グローバル創業・雇用創出特区」を掲げる福岡市の中軸プログラムとしてスタートして1年半で数多くのプロジェクトチーム&創業の成果を見せ、その実績で広島県や大阪府が同様の施策を導入した手法をお持ちです。

以前田村さんからも伺ったのですが創業(スタートアップ)にはアップルに代表される米西海岸の「技術先行型」と欧州に見られる「課題解決型(ソリューション)」とがあり、日本の場合は課題解決型の方が向いているのではないかと仰います。

内田さん達のプログラムでは課題解決に向けて当事者へのヒヤリングを通じた「ヒリヒリした共感体験」を仕組み、その結果主体的な活動を経て創業につながっているようです。

お話ししていて気付いたのですが課題発見&解決(ソリューション)のプログラムがあって、その結果として創業(スタートアップ)が得られるという流れが自然だということでした。

最近スタートアップを「目的」に様々な支援プログラムがありますが、技術的ひらめきを持つ一部の才能ある人達以外には、単にスタートアップ支援だけを実施しても成果につながりにくい訳です。

ソリューションへ向けたプログラムを踏まえたスタートアップ支援の必要性を実感しました。

商業施設や街づくりなどで良く言われる「活性化したい」や「賑わいづくりしたい」と同じですね。

「目的と結果の混同」は成果を生みません。非常に刺激的な時間でした。


最新記事

すべて表示

都市開発において非常に重要な役割を担う低層部の「街ぎわプレイス」ですが、通常は総合設計制度などを活用するために公開空地として計画されます。 営利利用が認められない為に、ビル風が吹き抜ける寒々しい公開空地がほとんどではないでしょうか。最近になって、公開空地のあり方について議論され始め、ランチタイムにキッチンカーが営業していたり、外向きのカフェが設けられる事例も見られますが、その場所をどのように活用す

都市開発において当然ですが「建築のあり方」は特に大切です。 ですから設計コンセプトの手がかりとなる「企画・構想(開発)コンセプト」を明確に示す必要があるのですが、逆の流れになっているのが現状ではないでしょうか。 開発プロジェクトは「取り敢えずボリュームスタディしてみる」と称して主要用途を容積率一杯に作った計画からスタートします。何度か、このボリュームスタディを目にしている内に、プロジェクトチーム内

私たちは、コンセプトの抽出にあたって、共創ワークが不可欠だと考えます。共創ワークとは、プログラムに沿った関係者とのグループディスカッションを指します。 共創ワークでコンセプトそのものは抽出できませんが、その前提となる「目指すべきゴール」「現状と事業条件」などの共有を通じて「課題」が明確になります。それに加えて「地域の潜在性・自分達の DNA」の再認識プロセスが非常に重要です。 これまでのように、マ