top of page
検索

たましん 価値創造事業部

執筆者の写真: 松岡 一久
松岡 一久
2016年1月13日
読了時間: 2分

多摩信用金庫(たましん)価値創造事業部を率いている長島部長とお話してきました。


UR都市機構の人達が創業支援についてのヒヤリングをしたいとのことだったのでご紹介したのです。預金総額2兆円程度のたましんは地銀の規模を持ち、多摩エリアという成熟都市圏をテリトリーにする信用金庫で、年間1,000社創業を目標に創業支援プラットフォームを持っている全国有数のインキュベーション組織です。

多摩エリアに250社が入居する24の「創業支援施設」を運営し、年間500人の受講生を輩出する「創業カフェセミナー」と30を超える「創業支援機関」をネットワークすることで、ハードだけではない創業支援のプラットフォームに形成しています。

シニア起業や卒ママ起業、若者のスピンアウト起業などが利用層になっていますが、その多くが「地域課題解決型ビジネス」で地域活性化に一役買っており、創業支援施設卒業後も7割以上が地元に拠点を構えるということです。

これまでのような大規模複合都市開発とは一線を画す運営ノウハウを持ち、成熟社会におけるビジネス創造のモデル事業になるような展開をしています。

さらにあるエリアでは「大学」を中核に次世代の教育ベンチャーを集めていくなどの個性ある産業クラスターを構想しているといいます。

完全にまちづくり会社ですね。

「どうして手間のかかる創業支援を手がけていくのか?」という質問に対して「自分たちは都市銀行と顧客も棲み分けないといけないし、利息などの体力勝負も避けるべきと認識しているので、価値創造していくしかないのだ」という潔い解答に感銘を受けました。


 
 
 

最新記事

すべて表示
第1章 今なぜ「参加デザイン」が必要なのか:参加デザイン論①

【内容】 1.集客の時代が変わった 2.「集める」だけでは続かない 3.これからは「参加」を設計する時代へ 1.集客の時代が変わった 「どうすれば、もっと多くのお客様に来てもらえるだろうか。」 これは、商業施設や文化施設、スポーツ施設、観光地など、多くの集客施設が長年考え続けてきたテーマです。 これまでは、新しいイベントを開催したり、有名人を呼んだり、広告を増やしたりすることで集客を図って

 
 
 
第10章 Stayable TownからLovable Townへ

― 成熟社会が目指す新しい街づくり ― 【内容】 1.Walkableだけでは街の魅力は生まれません 2.Stayableが街への愛着を育てます 3.街づくりは「文化を育てる仕事」になります 1.Walkableだけでは街の魅力は生まれません 近年、日本でも「ウォーカブル(Walkable)」という言葉を耳にする機会が増えました。 歩きやすい歩道を整備し、自動車中心だった街を、人が安心して歩ける街

 
 
 
第9章 街の行動OSという発想

― 空間をつくる時代から、行動を育てる時代へ ― 【内容】 1.魅力的な街には「行動のきっかけ」があります 2.街の行動OSが日常を豊かにします 3.街づくりは「管理」から「誘発」へ 1.魅力的な街には「行動のきっかけ」があります メルボルンを歩いていて、もう一つ気づいたことがあります。 それは、人々が特別な理由もなく、自然に街で過ごしていることでした。 朝のカフェでコーヒーを飲む人。 ヤラ川沿い

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page