top of page
検索

TOWNINGビジネス

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2017年3月14日
  • 読了時間: 2分

私たちの会社の事業領域が本当に定義しにくくなっています。

もちろん設計事務所ではないし、商業コンサルでもない。

敢えて言えば建築・都市計画コンサルの領域かもしれないけれど、もっとビジネス寄りの思考だけれど、かといってビジネス戦略コンサルでもない。

「図面は書かないけれどクライアントが都市づくり事業を円滑に進めるために、開発理念×コンテンツ計画×地域連携・コミュニケーション計画を策定する仕事」なのです。

大抵の依頼スタンスは「どのような開発コンセプトにすれば良いのか?」というもので与件が無い場合が殆どです。

そんな自分たちのポジションを考える時「都市開発」という鳥瞰&ハード視点には違和感がありますし、それ以上に「まちづくり」という住民主体&人づくり至上主義的な活動と同じ領域にされることに非常に抵抗があります。

そんな中で浮かび上がってきたのが「 TOWN-ING」というキイワードです。

以前エリアマネジメントを検討していて法政大学の保井先生とお話しした「個人−法人−【街人】と同じで、一定エリアを一つの活動体と見なしてその価値最大化へ向けてマネジメント(経営)していく為のプランニングです。

その活動主体はビル大家としての企業単独ではなく、構成員としてのテナントや周辺パートナーとの相対になります。

ですから資本主義社会における「経済価値」とコミュニテイ社会における「関係価値」とを車の両輪として計画していく必要があるのだと思います。

新しい都市活動体が少しずつ顕在化してきているではないでしょうか?


 
 
 

最新記事

すべて表示
今なぜ 日本的OS なのか? 日本的OS ①

【内容】 日常の中に潜む「日本的OS」の実態 “空気”がOSとなる社会構造とその展望     1.日常の中に潜む「日本的OS」の実態 現代の日本社会では、「制度」や「命令」ではなく、個人間の感覚や空気によって成立する秩序が広く見られます。...

 
 
 
日本のまちづくりの未来展望 「関わり資本」による都市再生 ⑩

【内容】 第1章:関わりしろが育む、共につくるまちの姿 第2章:記録と編集が育む“語られる都市” 第3章:「関わり資本」主義が都市の未来をつくる     第1章:関わりしろが育む、共につくるまちの姿 日本各地で人口減少や高齢化が進む中、まちづくりの持続可能性が問われています...

 
 
 

Comentarios


Ya no es posible comentar esta entrada. Contacta al propietario del sitio para obtener más información.
bottom of page