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UR都市機構4.0

執筆者の写真: 松岡 一久松岡 一久

昨日、UR都市機構でお話しさせて貰う機会がありました。


こちらが用意したテーマは「都市開発4.0への対応」です。

都市開発分野ではとにかく建てれば良かった第一世代、マーケティングやリーシングの視点が必要になった第二世代、そしてバブル時代にはデザインや付加価値で訴求する第三世代、その後を担う「第四世代」にはどのような対応が必要かというテーマでした。

私が提示したのは「ファン・コミュニティを形成していくためのソフト・インフラ開発の必要性」という私の持論でした。

その内容もさることながら、具体的な検討をしていくプロセスとしていつも実施している「コ・クリエーションワーク」でディスカッションから出てきた「UR都市機構の強みと可能性」それを生かすための「UR都市機構4.0」のアイディアが興味深かったです。

都市から地方まで、様々の行政分野を横串でさせる立場、企画から開発、運営まで一気通貫する体制、これらの特性と長年の蓄積で得られたノウハウなどを使って「広範な領域の街づくり事業を連携させていく」組織体になれるのではないかというイメージが浮かび上がってきました。

もちろん推進には課題山積ですが、UR都市機構にしかできない役割だと実感しました。


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