先日、NKB(ぐるなび親会社)の溝上さんからのご案内で、RED U-35 2016授賞セレモニーに行きました。
ぐるなびが進める35歳以下の若手料理人の登竜門的イベントです。
会場の日本橋三井ホールはショーアップされ、村田氏(菊乃井)田崎氏(ソムリエ)辻氏(辻調)を始めとする錚々たる審査員によって436人の中から選ばれた6人からグランプリを選ぶのですが、最初のプレゼンテーションは「料理人としてのビジョン」を語るのです。
これまでは料理人はとにかく料理だけで勝負するイメージでしたが、REDでは「日本文化の一翼を担い、世界の食文化に貢献する」などのビジョンが若手料理人から語られるので、本当に新鮮でした。
料理人というよりも「食文化のクリエイターの誕生だな」ということを実感しました。
こうした新世代の「語れる料理人」が増えていくことによって、日本の食文化はグローバル展開できる輸出サービス分野に育っていくのだと思います。
素晴らしい取り組みだと思いました。
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