検索
  • 松岡 一久

亜細亜大学 都市創造学部

最終更新: 2018年2月5日

昨日、亜細亜大学で講義しました。


今年新設された都市創造学部の非常勤講師として後期の授業が始まったのです。

以前からお世話になっていた元IBMスマーターシティ部長の岡村さんが「亜細亜大学に工学系ではない都市を研究する学部を設立することになったので協力してほしい」という相談を受け気楽に承諾したのですが、どんな視点で何を学んでいく講座なのかをまとめたシラバス作りなど、慣れない作業で結構大変でした。「都市開発4.0」という私の持論から始めたのですが、後半のディスカッションでは「建設関係者だけでなく周辺住民を含めた、いろいろな人たちと一緒に作る開発スタンスが重要」だという指摘や「地域の魅力や強味を生かした街づくり」を目指すべきという意見が多かったのが印象的でした。

最近お手伝いすることの多いJR東日本をはじめとする大手ディベロッパーの開発側は、当然その辺りの視点を踏まえてプロジェクトを進めているつもりでいたのですが、一般的(亜細亜大学の学生のように新しい都市系関係者も含めて)にはそのような開発姿勢は全く見えていなかったということですね。

ますます「共創型まちづくりの必要性と難しさ」を実感した授業でした。これから毎週このようなリアルの意見が聞けるという点で非常に楽しみな授業です。


最新記事

すべて表示

Beyondコロナの都市づくり⑦「次世代のコンテンツビジネスの考え方」

これからのコンテンツ・集客機能のあり方について 中村伊知哉先生(iU学長)にお話を伺いました。 まず日本の一人当たり所得や国際競争力の凋落を元に「失われた30年」について触れられ、その元凶が技術革新への対応の遅れ(=社会変革)であると断じられた後、コロナ後の世界としてリアルとバーチャルがかけ合わさり、集中と分散とを併せ持った社会イメージを提示いただきました。 そのプロセスで必要なものと不必要なもの

Beyondコロナの都市づくり⑥「リアル商業の近未来」

今後のリアル商業のあり方について、デジタル化の最前線に詳しい岡田泰宏氏(パルコデジタルマーケティング執行役員)にお話を伺いました。 まず言及されたのは現在の都市型ショッピングセンターの窮状は、コロナ前から始まっていたと言う認識でした。 成熟社会化やEコマースの台頭などに伴うダウントレンドを感じてはいても手を打てなかったツケが一気に顕在化したという事でした。 その上でパルコにおける様々なデジタル施策

Beyond コロナの都市づくり⑤「コロナを超えて未来を見据える」

コロナ禍において厳しい状況に置かれているリアル商業について、飲食業界のフロントランナーである楠本修二郎氏(カフェカンパニー 代表)にお話を伺いました。 飲食業は非常に厳しい状況にあり、特にこれまで好立地とされていた都心の複合施設開発内の飲食店が厳しいと言う「成功の方程式反転」の状況判断から、思考を深めて都市のあり方と地方の可能性にまで言及頂きました。 ローカルがグローバルと直接交流する時代にな

©2018 ENERGY LABO ALLRIGHTS RESERVED.